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沖縄・石垣島/西表キャンプ&ツーリング 2000

*バイクツーリングは僅かだったのですが、初のエアー輪行ということで日誌としてまとめました
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日付
天候
宿泊
主な行動印象ほか
7月31日
くもり時々大雨
石垣民宿
6:30羽田発JAL、9:00那覇着、荷物を預け
国際通り〜首里城〜市内を徒歩でまわる 16:15那覇発JTAで石垣空港へ、タクシーで港そばの民宿トモへ
夜は同宿の高杉さんという名古屋の方と朝日食堂へ
エアチケットは2カ月前の発売開始日にインターネットでようやく入手の「特売り切符」。羽田・那覇空港のセキュリティチェックにガソリンコンロとタンクが引っかかり通過するのが大変だった。輪行バッグは石垣まで乗り継ぎの預けができて助かる。朝日食堂は安くてうまくてすごいボリューム。
8月1日
くもり午後一時雨
石垣民宿
くもりだったので、石垣一周観光バスのツアー参加。川平など伊勢エビの昼食付き。 夕方、民宿隣のマルチメディアセンターの端末で家や事務所へメール。キャンプの準備のためスタンドでガソリン購入。 9:00発の観光バスに乗り遅れたが、車で追いかけてくれて合流できた。とても親切! 石垣市内以外は、さとうきび、パイン畑だけで何もなし。IT立県の沖縄らしくネットワーク環境はすごい。夜は、宿泊している連中がみな集まり泡盛をのみながら情報交換や雑談。埼玉からきている私より歳上で(ダイビングのインストラクターだそう)こちらに定住しようと家を探している方、未就学の子供二人を連れてこれから波照間島へダイビングにいく元気な女性、長期こちらを転々としている若い連中・・とか人生模様さまざま
8月2日

星砂キャンプ
9:00発の高速フェリーで西表・船浦港へ 自転車を組立て島西部の星砂へ。キャンプは一泊300円とリーゾナブル。午後は海を見ながら読書でのんびりキャンプ場の入口に小さいながらスーパーがあり米を含め食料を調達できた。広いキャンプ場にまだ10張りぐらいのテントで空いている。ホワイトガソリンではなく普通の車用ガソリンでも十分炊飯等が可能なことがわかりほっとする。
8月3日

星砂キャンプ
午前午後とダイビング岸そばでもたくさんの種類の熱帯魚がいて、近づいても逃げずに寄ってくる。干潮で遠い沖まで歩いていき白波のでているアウトリーフにいくと、色とりどりのサンゴの花畑を楽しめる。まさにパラダイス。イカの群などにも出会える。ビーチから海岸を歩いていくと、パイナップルに似た実をつけるアダンがたくさんしげっていた。
8月4日

星砂キャンプ
AMは読書。PMは海へ隣りにキャンプしていた奈良からきている青年がいろいろ教えてくれる。それと蚊がまったくいないので大助かり。普通の蟻も見かけない。夜には、草むらに夜光虫がたくさんいて幻想的。飛ばないので蛍ではない。
8月5日

星砂キャンプ
島内ツーリング。島西側の浦内川のクルーズ乗り場まで20分ほど。9時発の最初の船で遡上。マングローブ(オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ)間をぬけて遡上限界の軍艦岩へ。そこからジャングルを徒歩で40分ほどでマリュデューの滝、カンビレーの滝へ。若いグループは島山岳部の縦走へ。11:30の迎え船で河口へ戻る。河口から西側の道路の最終点の白浜へ。港があるがまるで人影なし。帰りに静かなリゾートといった月が浜へ。カンビレーの滝壷で水浴が気持ちよかった。入り組んだ湾になっている白浜港は、まるでスカンジナビアのフィヨルドのようで素敵だった。月が浜では、スタッフが遊泳エリアの外でハブクラゲをすくっていた。これにやられると大変痛いそうだ。
8月6日

星砂キャンプ
島東部へツーリング。行きはゆるやかなアップダウンを軽くこなし美原のワイルドライフセンター経由、大原の仲間川へ約35キロ。ちょうど11:00発の船が出たばかりで次の13:00の船まで港の中で泳いだり昼メシで時間をつぶし、クルーズへ。水牛で渡る由布島はたいしたことなさそうなのでパス。ワイルドライフセンターには観察ビデオカメラがあるが保護されているイリオモテヤマネコには残念ながら出会えず。仲間川の奥には巨大な板根のサキシマスオウを観察できた。帰りは、頭が朦朧となるほどの暑さでへたばり、休み休み星砂へ戻る。
8月7日

星砂キャンプ
AMは読書などで休み。PMは海へ。台風8号が接近中
8月8日

星砂キャンプ
最後の島内ツーリング。ヒナイ・西田川河口のダック・ラムサール・クラブへ、主にカヌーをやっているところだが、乗客一人でも船を出してくれるというので西田川を遡って最終点から密林を歩きサンガラの滝へ。一人で心細かったが、滝では滝の水に打たれて気持ちよし(失礼ながらオールヌードで!)船を運航させてくれたスタッフによると、年々西表への観光客は減っているそう。クラブに宿泊施設を作る計画が何年も実現していない、島の人はのんびりしていてあまり開発には積極的ではないようなかんじ。まあ、このぐらいの開発が限界かもしれない。台風8号は沖縄本島直撃だが、西表は400キロも離れているので、まったく影響なし。
8月9日

沖縄本島
キャンプをたたみ10:00のフェリーで石垣へ。磯というガイドブックお勧めの店で昼ごはん。石垣発13:00JTAで那覇へ。予約してあったサンキューレンタカーが待っていてくれてすぐ営業所へいきスズキカルタスを借りる。まず北谷(ちゃたん)へ。台風後の吹き返しの風が強くサンセットビーチは遊泳禁止。地元の女子学生二人が声をかけてくれていろいろ話を聞く。薦められた金武の基地前のレストランで食べたタコライスがとても旨かった。真っ暗な国道331号線を突っ走り、20:30にオクマリゾートへ。そばの港で車中泊。この6月登録のカルタス新車はなかなか軽快で扱い易い。1000ccでも十分な走行性能だ。夕食を食べたCamp Hansen前のスナックでは、殆どが若い米兵でいっぱいだった。この頃問題も起こしているのも事実だが、器用にはしを使いながら仲間と語り合っている20歳前後ぐらいの連中を見ていると、"世界のポリス"を維持するため大きな犠牲が払われているのだな・・と実感された。米軍施設を全廃するのは不可能だが、半分ぐらいでも十分なのでは?といった感じもした。
8月10日
未明の3:30にスタートし4:30には最北の辺戸岬へ。小雨まじりのくもりで日の出時間になっても明るくならず早々に出発。今帰仁の海洋博記念公園、中部西海岸の大リゾートホテルラインをへて読谷の東南植物楽園を散策。昼には那覇にもどり空港そばのパイナップルハウスで沖縄ソバ、食べ放題のパインをいただいてレンタカー返却。空港でぶらぶらしてJTA20:50で沖縄をあとにする。本島で気に入ったのは、このトロピカル・ボタニカル・ガーデンだけ。さまざまなヤシ、庭園のつくりなどよくできていた。カルタスで340キロほど走ったが満タンで20Lほどなのでエアコンをかなり効かして走ったわりにリッター17キロもでた。好燃費ですね。たいぶ早めに空港に着いてしまい早めの便に変更してもらおうと交渉したが、やはり特売りきっぷではダメでした。
エアー輪行は初めてであったが、前後輪を外すだけで収納できる超軽量のバッグで特に問題はなかった。突き出てしまう前フォーク、後輪ディレイラーには古タオルを巻いて保護した。どの空港でも荷物引き取り場で最初に係りの人が丁寧に持ってきてくれた。
[データ] 西表キャンプ7泊 石垣2泊 沖縄本島1泊 計10泊11日
    旅行費用:エアー72,000円 現地交通・宿泊費32,000円 食費21,500円

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First Drafted Aug.13 2000
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