P R I V A T E T A L K 2001年
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倉橋由美子の目指す文章 2001/12/27(木) 11:06:49

 26日朝日夕刊「倉橋由美子の『あたりまえのこと』」に載った文が面白かった。
『・・・かって倉橋氏は、自分の目指す文章を、第一に姿が整っていること、第二に明快であること、第三に正確であること、第四に相当な速力があること、第五に快適なリズムがあること、とあげた。「磁石のない旅」・・』
 “速力”ってすごい。勢いがあること、途中で詰まったり、気になるところがないこと、などでしょうね。ボク自身は文章は苦手なのだが(← だが、を使うと文が止まってしまうよね!)、書く機会は多いのでとても印象深かった。

ミステリ未読リスト作り 2001/12/26(水) 16:06:58

 この時期は各賞などでてくるので、『このミス 2002』以外にも、週刊文春 2001傑作ミステリーベスト10海外各賞を調べて面白そうな作品を選びだすのが楽しい。
 長いリストができて、まだ読んでもいないのに、なんかリッチ?な気分(^.^) 
 それにしても、過去のアガサ賞・アンソニー賞・シェイマス賞・マカヴィティ賞・CWA賞・MWA賞は知らない作家/作品ばかりで、私の「海外冒険小説の全作家作品リスト」もずいぶん古くなってしまったね

ホームPC無事退院 2001/12/21(金) 09:50:55

 ロジテック・ペン4機は、電源不調で10日ばかりドック入りしていましたが、修理が終わって昨晩戻ってきました。マザーボード交換をしたとのことだったが、壊れないことに越したことはないが、ソフマップとロジテックのサポートは、まず満足できるものだった。
 やっぱり早いのは気持ちがいい。デジカメで撮りためていた画像700枚、約200MBを一瞬で読みこみサムネイルを作ってしまう。
 かたや、YahooBBのほうは、ADSLモデムは3週間前に到着したのだけど開通はしそうにもない。まあ、年内はだめそうですね。

爆笑クライム・ノヴェル 2001/12/20(木) 11:56:37

 12月に入って恒例の宝島社『このミス 2002』から、未読でおもしろそうなミステリを選んだ第一弾がデイブ・バリーの『ビッグ・トラブル』だった。 (図書館好きの私は、さっそく近所の地域館で予約して読んだのだけど・・)
 いやー、かなり!とっても!笑いすぎて腹が痛くなるほど、面白かったこと。どうも歳のせいなのか、感動するのはユーモア系のものばかりになってきていて、我ながら激しい偏りに説明付かないね(^.^)

さて師走・・ 2001/12/05(水) 12:09:35

 11/29にはジョージ・ハリスンが亡くなって(ボクより1歳うえだった!)、内親王が誕生されたり、アフガンは予想通りの・・で、はや年末。
 サーチポータルサイトのフレッシュアイから突然メールがきて、「サマータイム問題を考える」をディレクトリーで紹介しますとのこと。サマータイム自体はもうあまり話題にもならなくなって(政府方針が完全に終息したかどうかは確認できませんが)、更新もしていないので、申し訳ない有様。アクセスカウンターを見てみたら、3万6千を越しているので、巷では関心をもっている方は多いようです。これは、サマータイム問題で論陣(って言うほどのことはないけど)をはったのはボクのサイトだけだった(-_-;)・・ので、ただユニークだったからのようです。

THE SENSE OF WONDER=子どもたちと自然の中に出かけ、神秘さや不思議さに目をみはる感性 2001/11/20(火) 09:39:07

 昨日は機会があって環境汚染を警告した名著『沈黙の春』作者のレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』をもとに日本の上映委員会が制作した16mmフィルムを見てきました。
 なんと40年前に出版された『沈黙の春』は"警告"だったが、『センス・オブ・ワンダー』のほうは、環境を守る次代の子どもたちを育てる具体的なプロポーザルの形をとっています。言いかえれば、「豊かな感性をもつことしか、豊かな社会を創れない」とも言いたかったようにも思います。「・・知識より、宇宙・自然の創造物を美しさを感じとることのできる力・・」は印象的な言葉だった。それにしても、1964年に56歳で亡くなったのは惜しまれる(ボクのほうが年上になってしまった!)。
 このあたりの考え方を継承・発展させたのがバイオ・リージョナリズムだと思う。

秋から初冬の時節ですね 2001/11/05(月) 16:50:53

 書き込みがだいぶ滞ってしまっています。9月から始めた「日々の風景:デジカメ日記」が面白かったり、入試・大学祭や、図書館問題で区議会へ陳情したり、この掲示板を置いているサーバが2週間もダウンしていたり・・トホホ
 デジカメの扱いには慣れたのですが、なかなか素材を見出すのが大変なこともあって、いつまで続けられるのやら?
 さらに、この頃凝りだしたのがUSBカメラ。監視カメラ的に使うためにUSBカメラを購入し、けっこう面白く、遊んでいます。普通の動画(フレーム数は任意設定可)、任意のタイミングでの連続静止画が撮れ、HDDに保存できます。 難点はPCとつなぐとき、あまり遠くはできないこと。まあ5Mケーブルをつなぎ合わせることはできるようですが。
 以前からやってみたかったインターネット・ライブカメラもいつかできるかな。

マイブックワールド 2001/10/10(水) 09:26:37

☆清水義範『青二才の頃/回想の70年代』講談社1999
 私とほぼ同年代の著者が作家になるため苦悶していた時代の世相を面白おかしく回顧。<今よりは少し貧乏で、今よりはずっと元気だった日本・・> 作家としてひとり立ちするまでファッション情報の業界にいたとか、奥さんとの出会い・結婚への顛末などこれまで出てこなかった話しがたっぷり。
☆シャーリー・マクレーン『カミーノ/魂の旅路』飛鳥新社2001
 輪廻転生とか霊的世界に傾斜していったシャーリーが必然的にでかけることになったスペイン・サンチャゴまでの800キロの巡礼路ザ・カミーノを歩く。四国八十八ヶ所とか熊野古道の巡礼記のあちら版といった程度か。『アウト・オン・ア・リム』はなかなかパワーがあったが。
☆清水義範『名前がいっぱい』新潮社1996
 名前、にまつわるアンソロジー、作家が登場人物の名前を考えるプロセスなどとっても興味深かったね

ここに暮らすことの内にあるもの 2001/10/04(木) 11:39:37

『ここで暮らす楽しみ』山尾三省 山と渓谷社1999から、コンセプトの部分を紹介します。

 地球上のどのような場所であれ、人がひとつの場所を自分の場として選びとり、そこに生死する覚悟を深めるならば、その場において無限の旅が始まる。
 ぼくにとって唯一無二の真実の旅は、ここに暮らすことの内にある。ここに暮らすということは、森羅万象の内にあって森羅万象に支えられながらそこに融和して生きることである。森、川、海、草、虫、花々、都市、そして人間は、今やその存亡を問われるほどの危機に面しているが、ぼく達が霊長類などと思い上がることをやめ、森羅万象の中の一員としてここに生きることを始めるならば、少なくとも千年や二千年の文明をこの地球はぼく達に許してくれるだろう。

 ぼく達がそれに出逢って心からよかったと思えるものがあれば、それが草であれ、樹木であれ、岩石であれ、海であれ、人であれ、昆虫であれ、ぼくはそれをカミという言葉で呼ぶ。ただ美しいもの、真実なもの、善なるもの、楽しいものと呼ぶこともできるが、それをカミと呼ぶと、なぜかその瞬間にその楽しさ、善、真実、美しさはいっそう深まる。


彼にとって"ここ"は屋久島だったが、人はどこに居をかまえたとしても、その生態的地域(バイオリージョン)を構成する創造物の一員として、それぞれの存在を尊重し、その美しさに惹かれ、感動する・・という生き方と言えます。後段の部分の"カミ"については、よくは理解できていませんが、誰でも、路傍の小さな花々とか、無限のかなたから光る星をみて一人至福の感覚をもつことってありますよね。そんな瞬間を指すのかとも思います。

バイオリージョナリズムのWebコンテンツ 2001/10/02(火) 17:42:34

現時点のお勧めサイトには、以下があります。
藤公晴さんによる連続講座 green-webに掲載 1998/05
◇講演会記録「バイオリージョナリズムを考える:生命地域の視点 ― ピーター・バーグを京都に迎えて 」京都精華大学にて開催 2001/05
◇ゲーリー・スナイダー インタビュー『いま私たちには、「場所の感覚」というものが要求されている』Text: 山里勝己 1998/09

バイオリージョナリズム 2001/10/01(月) 13:02:12

 この頃、凝っているのが、最新ロジテック機、デジカメと、8月に亡くなった、1960年代のカウンターカルチャーの旗手を経て屋久島に移り住んだ自然共生詩人 山尾三省さんを読み解くこと。今読んでいる『ここで暮らす楽しみ』の一文一文が心に沁みます。
 感化を受けたゲーリー・スナイダーらのコンセプトを辿ると、このバイオリージョナリズムに繋がっていきます。
 山尾三省は早大西洋哲学科(中退)出身で、好きな『ジョン・ミューア・トレイルを行く』の加藤則芳が早大政経卒だし、伊豆で自然農法に取り組む谷口曜夫さんも早大からカリフォルニア大バークレー校の大学院に進んだし、ワセダ出の人がけっこうこの路線上にいるんですね。

目にも止まらぬ速さ 2001/09/19(水) 15:17:41

 ついフラフラっと購入したペンティアム4/1.5ギガCPU機(ロジテック製)が我が家に正面装備され、このところ真夜中まで夢中で堪能。家人からは、いい歳した大人の玩具だね・・と冷ややかな眼で見られています。
 WindowsMEの起動は15秒、重い画像ソフトなどたった2秒フラットで立ち上がります。いままで使っていた古い・遅い機種とは、まさに隔世の観だ。ただし、空冷ファンの音が大きくて辟易として、床上に移設、それとPPPダイヤルアップがなかなかつながらず大苦労。それが、とても人には恥ずかしくて言えない初歩的ミス!! ロジテックのサポートの方に迷惑かけました、スンマセン(T_T)

歴史上初のアメリカ本土へのアタック 2001/09/13(木) 14:13:11

 まさに米国神話がぶっとぶ惨事です。テレビ解説をずっと聴いていて、問題の深刻さにただ唖然とするばかり。今回のテロは、同時に4機もハイジャックして、資金力・組織力などかなり統率のいきとどいたグループと言われていますが、「ちょっとした刃物をもった数人が、420MもあるあのWTCビルを崩壊させた・・」わけで無差別テロは末恐ろしいものがあります。
 午前9時というのも、絶妙のタイミングだった。早朝便は乗客が少なくハイジャックの成功率が高く、かつ勤務時間が始まって深刻な影響を与えられる・・唯一の時間帯だった。これから朝早いフライトは避けたほうが無難ですね。
 またセキュリティチェックはしょせん不充分なので、これから覆面FBIが必ず搭乗するようにしなくてはならないのでは・・素人評論家の一考

めっきり涼しく・・ 2001/09/04(火) 10:57:02

 9月に入ったら急にひんやりした気候になってきました。新宿歌舞伎町雑居ビル火災のあった土曜の朝は、5時ぐらいからヘリが何機も飛び廻りその騒音で目がさめました。けっきょく、丸一日ヘリ騒音に悩まされましたが、TV各社で違う取材でもないので、代表取材ヘリ一機で済ませられないものかしらね。
 ついに初めてマイデジカメを購入。高性能であるよりはコンパクト軽量・・を探して、最初ねらっていたオリンパスC-1はすでに生産中止で商品がなく、無難にFuji FinePix4500にしました。ヨドバシのキャンペーンで、USBケーブル、16Mスマートメディア、充電器付きで\47,000ほどでした。最近Webで流行の「今日の一枚」ってのをやってみたかったのですが、続けてやるのは大変そうですね(^○^) 私の「今日の一枚」テスト版

涼しかった北海道ドライブ 8/19-26 2001/08/28(火) 12:11:51

 今年の夏休みイベントは、恒例の自転車ツーリングを諦めて、ヨメさんと二人で北海道へ。東京から、東北道経由青森、フェリーで函館、大沼、ニセコ、千歳、トマム、富良野、十勝、美瑛、大雪、旭川、室蘭、フェリーで青森、山形赤湯で実家の墓参に寄って帰京。
 東京から函館までで12時間、帰路の室蘭から東京までネット16時間、やはり相当に遠い!! 走行距離は2800キロなので、直線にすれば稚内から鹿児島ぐらいじゃないかな(^○^)

・主目的の登山では、ニセコアンヌプリ1308m、大雪旭岳2290mに登頂。十勝岳は一昨年上っているのでヨメさんとハイキング程度。羊蹄山は登り下りで8時間もかかるので諦め、駒ケ岳は噴火で閉鎖中。旭岳へは姿見ノ池から同じロープウェイへ上がった25名ほどのうち、なんとトップをきって標準120分のところ75分で登りました。まだまだ脚力では負けていないね。
・花は夏と秋の端境期で少なかったけど、エゾカンゾウ、十勝のリンドウ、旭のチングルマ・ワタスゲ、紅葉を始めたナナカマド、赤い実をつけたカンボク(旭川)ヤマボウシ(金山湖)など。
・登山中にエゾリスを何回か、空一杯のトンボ、キャンプ場で追っ払ってもしつこく寄ってくるキタキツネとカラス・・
・キャンプは、東大沼、ニセコ五色温泉(標高800m)、十勝吹上温泉(標高800m)、旭岳温泉(標高1100m)の5泊。どこもきれいなトイレ・水場が整備されていて、前2ヵ所は無料。十勝と旭は一泊400〜500円でした。トマムでは台風11号のためペンションに避難泊。台風はたいしたことなく半日ぐらいの雨だけで助かった。
・食べ物では、千歳キリンビールパークのジンギスカン、旭川ラーメン、室蘭では、必死に探しても見つからずついに回転すしへ。あまりヒットなし。ヨメさんの好きなソフトクリームだけは数え切れないほど・・ 今回は毎朝、コーヒーを淹れて楽しめたのが最高!
・幹線を走っていて気になったのが、追越車線をマイペースでゆったり走る北海道ナンバーが多いこと。冬期にセンター側レーンだけ除雪されて、そこを走るクセがついているのかしらね?

神宮外苑花火 2001/08/08(水) 13:57:45

 昨晩は夕食を食べていたら、どどーんと打ち上げ花火の音が響いてきました。神宮はウチからそう遠くはないのですが、新宿の都庁ビルが間にあって見られません。ちょいと出かけてみようということになってカミさんとクルマで向かったところ、千駄ケ谷の東京体育館の横あたりは渋滞もなく意外にあっさり、打ち上げをよく見られるポイントを発見。歩道側は観客でいっぱいでしたが、浴衣すがたの若い女性に混じって車道側の縁石に座りしっかり見物。
 本会場の神宮球場では、中森明菜らのスペシャルライブがあったそうで、その間、打ち上げが止まってる時間がけっこうあるのが、珠にキズでした。

スーパー銭湯 2001/08/07(火) 14:48:11

 8月に入って涼しめの気温で大助かり。4日の土曜日は半月ぶりのお休みになったので、以前から行ってみたかったスーパー銭湯 おふろの王様 光が丘店 へ出かけました。ウチ(中野坂上)からは、大江戸線で光が丘まで一本なのですが(大江戸線も初体験! ちょうどその日は500円で一日乗り放題の日でしたね)、お店は川越街道側なので、おっきな光が丘公園を縦走してようやく到着。
 2階がエントランスとレストラン・休憩コーナーで、3階に、ジェット・薬効・サウナ・露天など15の浴槽があります。来客数も多かったけど、けっこう広いのでそんなに混み合うほどではありません。特に気に入ったのは、横6間はありそうでゆったりしたサウナ室と、深い冷水フロ。気持ち良かったね〜。サウナ室では、テレビがあって民放の昼ドラとかやっていたけど、室温が高くて精々7-8分しか入っていられないので、あれは、悠々たるネーチャーもののビデオとかやってくれると、さらにリラックスできるのでは・・ 700円(土日料金)で、2時間半もゆったりできました。
 そのあと、フィンランド旅行で知り合った楽しいN夫妻と豊島園の花火を見ながらの宴会を開き、うーん完璧な休日だったかな。

このごろのPCユーザ・サポート 2001/08/01(水) 14:25:49

 最近、PC/デジカメの不調で各社カストマーサービスへコンタクトしました。ホンネでは、あまり期待はしていなかったのだけど、けっこう的確かつ丁寧な対応をしてもらいました。
 まず東芝ノートブック(サテライト)のモデムカードが急におかしくなってネットワーク接続ができなくなり、思いつく限り修復を試みましたが×。モデムカードをサポートしている東芝情報システムへ問い合せたらメールで、デバイスマネージャーの確認方法、ドライバー再インストールを指示され、ばっちり直りました。ハードディスクにコピーされていたドライバーソフトそのものが壊れていたようで、いったん完全に削除して、FDからインストールし直しが正解でした。
 もうひとつは、ずっと使っていなかったEPSONデジカメで、撮影画像がメモリーされなくなって、これも、すぐ電話で問い合せたらリセット方法を教えてもらい復旧。マニュアルを見れば出ていた症状だったんでしょうが、マニュアルが紛失していたので・・ご面倒をかけました。
 このぐらいのカストマーサービスは当たり前と言えばそうだが、以前に較べれば改善されています。想像するに、様々な問い合せ・クレームがきて窓口部署は大変なんでしょうね。
 ※ この"Private Talk"を読んでお便りをいただきましたMizusawaさん、メールありがとうございました。

マース・テラフォーミング 2001/07/18(水) 17:22:39
 7月8日放映のNHKスペシャル「宇宙 未知への大紀行」の「第4集 惑星改造〜もうひとつの地球が生まれる」を見ましたが、NASAとか火星協会とかの科学者が、酸素もなく冷え切った砂漠の火星を地球型生命の定着できる星に変える計画を進めているそうだ。
 火星を暖め海を蘇らせ、植物を定着させ生物連鎖を作りだし、酸素を供給する・・まさに壮大な研究というか、壮大すぎて私の思考範囲では、コメントも不能! 人間の挑戦はとどまることがない。ホーキング博士が言う「温暖化、放射能汚染、酸性雨、オゾンホール拡大、人口爆発(食糧難)、未知ウイルス、宗教や民族紛争、核ミサイル発射装置へのハッキングなどから、21世紀中に人類は、何らかの形で滅びる可能性がある」も怖いストーリーだが、テラフォーミングよりは、地球の温暖化を防ぐほうがもっと切実ですよね。

セレンディピティ 2001/07/16(月) 17:12:51

 理学・工学を志す学生の素質として「セレンディピティ」が求められるという記事(朝日 2001年07月14日 私の視点)は面白かった。簡単にいうと、「偶然の中の小さな手がかりをもとに、予期しない成果をあげる能力」であり、アルキメデスが浴槽で王冠の体積を計る方法を思いついたり、ニュートンが木から落ちるりんごを見て万有引力を発見したような能力のことだそう。

 Webでは「セレンディピティ」への旅など、たくさん関連のページがありました。私には、初耳の言葉でした(~_~)

テレビ連続ドラマ「主任警部モース」 2001/07/14(土) 11:49:48

 NHK BS2で放映されたコリン・デクスター原作のテレビドラマがとても良かった。
クラシック音楽とビールが大好き、警部が乗るとは思えないしゃれた赤いクーペ、殺人現場にいくといつも気持ち悪くなってしまうデリカシー、事件を解決するためには警察組織も無視して全力をつくす・・・と一風変わった魅力的なキャラクターが、ごく自然に演出されていた。派手なアクションとか露骨な色恋沙汰とかまったく皆無で2時間のドラマをあきさせない。英国オックスフォードの街や田園が存分に美しく描かれていたし、音楽も個性的だった。相棒ルイス巡査部長とのかけあいも、ほほえましい。ただ、登場人物の関係がけっこうややこしくって、真犯人までたどり着く紆余曲折が、チョー難解。よほど注意して見ていないと、筋立てが分からなくなる。ひねりが利いているとも言えるが。
 英国で1987年から、これまで33本放映された人気ドラマ。このうち、NHKでは11本を流したが(4月〜7月12日まで)、ぜひ、残りの巻も取上げてほしいもの。

"Big Island" ハワイ島ドライブ 2001/07/12(木) 14:38:10

【なんとも大きい】
 当然、ハワイ諸島最大で、四国の約半分の広さがある。3日間ドライブでなんと500マイルも走った。場所によって異なった風景が楽しめる−見渡す限りの溶岩台地・カルデラ・デザート・マカデミヤナッツ畑・ジャングル・東京23区の1.5倍もある牧場・・・。
【キラウェア火山】
 定番コースのカルデラを一周。高原でとても涼しくて、軽井沢の鬼押し出しの規模を大きくした感じ。海岸まで繋がるチェーン・オブ・クレーターズ・ロードは往復すると一時間もかかるそうで残念ながらパス。よく写真で見る赤い溶岩流の噴出は、ヘリ観光しないと見られない。キラウエアからヒロに回ったが、かみさんが迷ナビゲーターなので、レインボー滝への入口がわからず、これもパス。
【圧巻のマウナ・ケア山頂、4200mへ】
 ワイコロアからの200号線サドル・ロードは、カーブとアップ&ダウンの連続したタフなゴーカート・ルート。標高2800mのオニズカ・ビジターセンターまでは順調だったが、そこから上へは、やたらと警告(四駆車を強く推奨、グラベル路走行・下るときのブレーキ焼付・高山病・・に注意)がある。レンタカー保険もきかないのだが、思いきってチャレンジ。慎重に運転して20分ぐらいで頂上へ。雲海がはるか下にたなびき、遠くはマウイ島のハレアカラ火山まで見とおせる大迫力。さすが空気が薄く、動き回ると頭がくらくらするほどで、20分ほどいて下山。
【木々の花】
 オハフ、マウイに比べ人の手が入っていないので少なめだったが、ちょうど花時のゴールデンシャワー、イェローシャワー、ローヤル・ポインシアナ、ブーゲンビレア、珍しいジャカランタなどの木々の花盛り。ところどころでマンゴウの落果を拾って食べり、ジュースにして堪能。
【オートクルーズ運転】
 レンタルした6人乗りSUVのDodge Grand Caravan Sportは、4000Kmの新車で、しっかりした足回りなど気に入りました。ただ妙にアクセルペダルを踏んでいるのに力がいって、ほとんどの区間をオートクルーズでラクチン走行。ただ設定速度(だいたい55マイル)を忠実に維持してくれるが、ハワイ島の道は、どこもカーブと昇り降りが多いので、けっこうヒヤヒヤもの。コーナー直前でキャンセルして頂点で復帰、Up & Downでは、頂点手前でキャンセルし、下りは慣性を使って増速し、下りきったら復帰(このほうが燃費もいいはず)と、けっこう手の操作は忙しい。
【羽田発着】
 今回はHISに手配してもらった安す〜いチケットのチャイナエアだったため、初めて羽田の国際線カウンターに。駐車場も近いし(成田ほど安くはないけど車を預るサービスもある)、カウンターもこじんまり、出入国ロビー、搭乗ロビーもちょいと歩くだけでチョー便利。チャイナエアは、食事・ドリンクサービスはいまいち、いつも頼むブラディ・マリーなんてなかった(-_-;)が、ギブアウェイでもらったトランプはしっかりしたものだった。
【おみやげ】
 定番のローヤル・ココナッツチョコとか、コナコーヒー、ライオンコーヒーとかは、空港免税店では高いこと! もともと免税対象商品ではないので、ABCストアか、スーパーマーケットのほうがお勧めです。
【帰国、首都高を走って】
 いつも感じるのだが、東京湾って、ほとんど産業にしか使われていないってこと。水も多少はきれいになっているはずなので、マリンレジャーにもっと利用してもいいのじゃないかと思います。

ジャック・レモンがなくなった 2001/06/29(金) 13:55:55

 好きな米映画俳優だったジャック・レモンがなくなった。各紙の訃報も要約すれば『現代人の哀歓を味わい深く、コメディ−タッチで演ずる気さくな俳優』ですね。日本で言えば、森繁久弥さんに似ているというコメントもあったけど、やはり「アパートの鍵貸します」(1960年)あたりのイメージだと、もうちょっと若さ、軽ろかさがある。
 Jack Lemonで検索すると、本国Yahooでもたくさんヒットしてきますが、Yahoo Japanでは、もっと沢山。主にシネマのフィルモグラフィーですが、わが市民は、アーカイブを作るのが好きな傾向が強いのか?

オムライス、それも最近はやりの、半熟タイプ 2001/06/13(水) 16:01:20

 6月から職場が替わって、なんとはなく気ぜわしく、更新が捗らない状況です (+_+)
こんどは学部(理工)事務所なのですが、学部・大学院あわせて9800名の学生を抱え、教員800、職員200と巨大組織で複雑な組織が、なかなか頭に入りません。とほほ・・
 この頃の楽しみは、ベランダファームの手入れで、朝5時ごろには起き出して、きゅうり、ナス、アスパラ、チンゲンサイ、レタスなど収穫。花ものでは、アマリリスが終わって、朝顔がだいぶ伸びてきたり、一株で毎日数十の花をつけるサフィニアの花柄つみ。もうすこしで庭のビワがとり始められそう。
 それと、新しい物好きテーマでは、オムライス、それも最近はやりの、半熟タイプにのめりこんでいて、Webで調べては、中野、新宿、銀座などの洋食屋を食べ歩いています。オムライスってどこの店でも、ボリュームが多すぎるので、ウチのつれと二人で一人前を分けて食べます。まぁ、ほとんどビールといっしょにとるので、ちょうどいい按配ってとこですかね。

新聞は勉強になる 2001/05/30(水) 16:57:11

 NIEを推し進める朝日らしく、今朝の「日本の水の循環」は絵入りだし、よくできていた。日本の年降雨量が6500億トン(とうぜん推計だろうけど、それにしてもどう算出するのか興味深い? 以下億トンは略)、このうち蒸発散量が2300、残りの4200が利用可能キャパシティで、生活用水に165、工業用水に138、農業用水589、使われたあと海に流れて、また雨になって循環する。壮大なサイクルですね。用水計で900になるから、なんと20%ぐらいが活用されている。利用率がずいぶん高すぎるな〜と考え直したら、用水は何度も使いまわしされているので、この計算は×。実質、数%でしょうね。
 ところでNIEのNはニュース?、Eはエデュケーション、さてIは?気になって検索サイト付属の辞書で調べると、gooはヒット無し、infoseekも現代用語とか略語辞典とうたっているわりには無し・・あまり大したことないね。なんだ、"Newspaper In Education"だそう。がっくり! 久しぶりに検索サイトを覗いてみて、exciteには翻訳サービスがあることを発見。こりゃ便利だ。

河野兵市さん、北極海の氷原に没す 2001/05/25(金) 15:02:05

 17日消息を絶って昨日遺体が発見されました。大変残念です。私の北極探検史データベースをいま更新したとろですが、遭難の記録をつけるのは気が重い。昨日の各紙夕刊は、一面と社会面で大きくとりあげていましたが、朝日には、6年間の費用が2億5千万円・・と書かれていました。たいへんな資金が必要なんですね。費用的にも、エリア的にも、純粋な冒険はもう成立しないのかもしれませんね。この頃は、彼とか、関野吉晴のグレートジャーニーとか距離や期間、早稲田の学生が達成した「世界最年少で7大陸の最高峰を制覇」など数で勝負せざるを得なくなっていて、個人による冒険の時代が終焉した・・とも言える。
 それにしても、河野さんは1997年に北極単独徒歩横断をなしとげたり、豊富な経験をもっている方なのに、クレパスに落ちる危険は十分予測して、緊急発信用イーパブを常時身につけるなど、万全の装備を備えていたんじゃないかと思うのですが、なぜ事故を避けられなかったのか不思議?? 植村直己の本だったか、彼は、長い竹ざおをいつも持っていて氷原を歩いたという話しを思い出しました。河野兵市リーチングホーム2001

Sweet Hereafter 2001/05/17(木) 11:52:54

 昨日のBSシネマは1997年の"Sweet Hereafter"でした。カナダの冬の景色が透明感のある美しい画面で表現され、会話、バックグランドの音楽とか様々な音色もなんか詩情あふれていて良かったけれど、うーん、難解!まるでパズル。
 yahooで検索すると、なんと977ページがヒットしてきて、主なコメントを斜めに読んでも、まあ様々な解釈があること。見た人がそれぞれのイメージをふくらまさせる力があるってこと。
 主題になっていた「ハーメルンの笛ふき」は、ラッセル・バンクスの原作『この世を離れて』にはでてこないそう オドロキ! 本国yahooページ検索だと、27600ページもヒットしてきます。たった一本のシネマに対して、国内外で創出されるネット・コンテンツの多さって、凄いというか、こんごどうなっていくのかしら??

山陰・山陽DRIVE (1)美術館 2001/05/05(土) 10:25:09

【松江 島根県立美術館】1999/3に開館した宍道湖畔の、驚くばかりの立派で格調の高さ。開催中の茶人松平不昧展は大人気、来館者が非常に多く、この地の人々の文化レベルの高さが伺えた。松江では、ボランティアガイドがどこにでもいて、また美術館内でも活動されている。何度来ても松江は魅力的なところだ。
【安来 足立美術館】庭園美術館として有名だが、その名に恥じず完璧とも言える日本庭園がすごい。全国から観光客が訪ねるところであり、館内の動線とか案内もよくできている。もちろん、コレクションの横山大観 、北大路魯山人なども素晴らしい。私立なので入館料がちと高い(2,200円)がやむを得ないか。
【岡山県立美術館】岡山県出身の画家・作家のコレクションだが、なにか、とりすましたようなイメージが強く、期待したほどではなかった。
【姫路市立美術館】姫路城の公園内の広い前庭をもち、クラシックなレンガ造りの味わいのある建物。開催中の「20世紀美術の形と動き展」は内容豊か。市立として、施設も画力もトップクラスではと思う。
【植田正治写真美術館】娘に勧められていたが、開館時間に間に合わず、残念ながら諦めた。

山陰・山陽DRIVE (2)庭園・植物園 2001/05/05(土) 10:24:20


【松江城】小ぶりの松の木を点在させた城外の庭園が素敵だ。めずらしい「なんじゃもんじゃの木」の白い花が咲いていた。
【とっとり花回廊】開園して間もない県立フラワーパーク。午後4時に着いてあまり時間がないかと心配していたら、連休中は夜10時までだそうでゆっくり見られて良かった。外周を囲む1キロの屋根付き展望回廊があったが、景観を損ねているような感じ。最近はやりのガーデニング造りで見栄えはなかなかのもの。草木そのものはそう変わったものはなかった。
【岡山 後楽園】岡山の人は働き者。なんと朝7:30開園だった。
【淡路 花さじき】北淡町の嶺にある花畑。地元の人々が手作りしたところだったが、眺めもよく素敵だった。
【淡路 県立淡路島公園】ハイウェイオアシスにつながる広大な公園。明石海峡大橋、大阪湾をこして和歌山方面など眺望が良かった。

山陰・山陽DRIVE (3)ほか 2001/05/05(土) 10:23:43
5/1-3の三日間をあて、久しぶりにカミさんと2人の2100キロ長距離ドライブ。 中央〜名神〜中国〜舞鶴自動車道を経由。宮津から【天橋立】【経ヶ岬】【香住 余部鉄道橋】【鳥取砂丘】【倉吉 打吹公園】【玉造温泉】【出雲大社】【島根ワイナリー】【松江】【米子】【岡山】【姫路】【明石海峡大橋経由 淡路島】を回って最後は【大阪 USJ】で記念写真を撮って、名神〜中央高速で帰着。連休中のわりには渋滞にも殆どあわず、泊り2晩も飛び込みでなんとか確保しましたが、なんともつ・か・れました。

勝手に"サマータイム"モード 2001/04/25(水) 16:32:33

 このところ、朝は4時には目覚めてしまい、ビンボウ症なので、起き出して新聞を隅から隅まで読んだり、野菜畑にでかけたり・・そうすると夜10時ぐらいには眠くてしょうがなくなり、また翌朝早起きというパターンで、なんか、体のほうが勝手に"サマータイム"モードになってしまいました(+_+)
 そう言えば、YHさんから「4/18のズームイン朝で、サマータイム導入をやっていて、ぜひ反対を!」とお知らせいただきました。あれはとっくに完全消滅したかと思っていのでビックリ。幸い、続報はないようでほっとしていますが。
 この頃の記事番組で面白かったのは、4/21朝日 中山佐知子さんの「CM 情けないぞタレント依存」。ホントに、安易なタレントレス“タレント”起用のCMやバラエティー番組のなんと多いこと。ワタシなんか、○○タレントさんがでてくる番組は全てご遠慮申上げていますけど。朝早く目が覚めることも、これも歳だからかな(^○^)
 4/22朝日「両足を失ったボブが、こぶしふたつでアメリカ大陸を横断・・」には感激。「ゆっくり、そして、比べないで・・」はいい言葉でした。
 今週のNHK新日曜美術館「画家 谷内六郎 忘れ得ぬこころの風景」も良かった。週刊新潮の表紙は25年間も続けたそうでそのエネルギーってすごいし、たんに素朴・故郷感覚・・だけでない、谷内の影(内面)の部分が共感を呼ぶのでしょうね。
あと、朝日で気付いたのは、文字が大きくなったのは結構だが、数字について、一桁は全角で、二桁以上は半角なんだ。そのボリューム感がずいぶんとチグハグなんだね。気になってしょうがない!

松本楼のオムライス 2001/04/18(水) 05:22:52

 どうも春は忙しい。15日は、八重桜、とくに楽しみしていた黄緑の花弁の鬱金桜(うこん)の花見で御苑により、それからチューリップ見ごろの日比谷公園へ。本命はチューリップじゃなくて、松本楼のオムライスなんです(^○^)新緑の木立を身近に眺めながら都心のど真中で気軽に食事できる唯一のレストランでしょうね。(クルマでいっても、松本楼のそばに必ず駐車できるのもすごいメリットですね)
 ついでに、晴海のトリトンへ先攻。さすがオープンニ日目ですごい人出。高層オフィスが主で、あとショップ・レストランスペースが付随している程度。ただ、レイアウトが妙に凝っていて、自分のいる処とか方角がわかりにくいこと。建物配置の軸線を敢えてなくしたからだろうけど、あまりよい印象ではなかった。トリトンって、ローマの「トリトーネの噴水」にある、貝の上でホラ貝を吹く半身半漁の神トリトンから由来しているそう。

農作業が忙しい! 2001/04/13(金) 15:26:30

 桜が散る頃になると、毎朝5時には起きて、ベランダファームの手入れ。もう、アスパラが採れ出したり、種まきしたレタス・チンゲンサイが芽吹き、育苗パレットへの移植など細かい作業がけっこうある。春蒔きのパセリはなかなか芽吹かないな〜。今年は、サフィニアをびしっと育てようと思い、これも毎朝ピンチしなくてはならない。
 さて、晴海のトリトンスクエアが明日オープン。新しもの好きなので、しばらくしたら出かけなきゃ(^○^)

今年は長くサクラを楽しめた! 2001/04/10(火) 13:54:23

 7日に訪ねた神代植物園はすごかった。北側のほうでは満開の白や紅の桃、花びらがとんがった菊梅に加えて、大きな枝垂れ紅桜が周囲を圧倒するように咲き誇っていました。こんなに早春の花々がいっぺんに楽しめるのは、とても珍しい。ほかに椿、クリスマスローズ、雪柳、ぼけ、みつばつつじなども。
 年季の入った桜の樹が多くて、ありゃ「姥桜」だねなんてしゃべっていたら、姥桜の本来の意味が話題になりました。桜は古木でもちゃんと花をつける、から転じて、歳をとっても華のあるひとだとか。ところが、調べると「花が葉より先に咲くタイプのサクラを姥サクラと言います。葉のない時に花が咲く桜と 歯の無い老婆をかけています。ソメイヨシノなど代表種がウバザクラ」・・だそうで分かったような分からないような(^.^) 別なところでは「姥桜は、本名をウワミズザクラと言う、サクラ科の木です。桜と言っても、その花は桜とは趣が違い、春遅くに小さな白い花が、枝先に群れるように咲く」というのもあって定説は何れや(^○^)

なんとか一段落 2001/04/06(金) 13:50:43

 いやー、なぜか今年度スタートは多忙でしたね(+_+) 4月から朝日新聞の文字が大きくなったなぁ〜なんて思っていたら、すぐ慣れてしまって、感激もすぐ薄くなってしまうものです。あれで「情報量は変えていません・・・・」って納得できないけど。
 NHK朝の連続ドラマ「ちゅらさん」が始まって、とりあえずどんなものかと忙しい朝方だけど(7:30からのBSで)に見ています。昨夏、西表に行ったとき、横に見えた小浜島なので、なんとはなく親しみがあります。TV番組といえば、4/3夜は、私の好きなシャーリー・マックレーンのシネマがなんと2局でやってました。BSはあの「アパートの鍵貸します」、MXが「愛と喝采の日々」でした。珍しいこともあるもんだ(^○^)

夜桜 2001/03/31(土) 13:45:13

 昨晩は仲間と千鳥ケ淵へ。見頃ピークで金曜だったこともあり、たいへんな人出で、九段坂上から入るサクラのトンネルは行列ができるしまつ。少し葉っぱが出始めていたが、それでも、ボート乗り場あたりから眺める皇居側の全面サクラの斜面はすごい。あと、北の丸公園の皇居側入口のしだれ桜もちょうど見ごろだった。
 出勤だった今朝は、中野駅ホームからあのあたりの桜に見とれて電車にのったら、東西線ではなく総武線上りに間違って乗ってしまう羽目に。でも、中央線ぞいの崖に満開の桜と菜の花を見られて良かった。(負け惜しみ・・・・かな)
 新年度スタートで、ユニバーサルスタジオ ジャパンの開園、浅草二階バスの中止、ソウル・インチョン(仁川)国際空港のオープンなど巷の話題にこと欠かない。

今日は雨 2001/03/29(木) 13:26:05
 
 昼前から雨になっていっそう肌寒く感じます。それにしても天気予報のよく当るようになったことにはオドロキですね。
 ちょうど大学の卒業式と入学式あたりは、年間で一番気ぜわしく、仕事に追われる時期です。そい言えば、ちょっとすごい話し・・担当している大学ホームページのHTML文法の適正さをチェックしてランキングしているサイトがあるが、なんと100点満点の100点となっています。国内の主要100社ぐらいが選択されていて、その中でトップ!!と言われると、やはり、やりがいありますね。ただし、あそこまで磨いたHTMLは、そのページだけで、他も同じ水準にもっていくには、大変な労力がかかります(-_-;)

サクラ便りなど 2001/03/28(水) 13:47:36

 26日に、例年見つけるのを楽しみにしている「千鳥ヶ淵の桜が咲きはじめました Fairmont Hotel」の新聞告知がでて、もう今日あたりではどこも満開。大学入学式が4月1日なので、ドンピシャになる。
 広島の地震について「芸予地震」と命名されたのだけど、安芸と伊予からとったので「キヨ」と呼ぶのかと思ったらなんと「ゲイヨ」とは。なんとゲイのない呼び方かしら! 綺麗な日本語がどんどんなくなる。
 昨夜、勉強会(実質は呑み会)仲間と見学にいった大久保の「韓国発祥インターネットカフェ PCバン」はなかなか凄かった。実効で1.5Mbpsはでているというネットワークで、レスポンスの早いこと! 韓国TV放送局が流すストリーミング番組も、画質・動きともほぼ普通のTVと変わらないほど。カメラ付き端末同士で、チャットなんかも簡単にできる韓国サイトも試しました。ウーム、かの国はかなり進んでいるようだ。1000円のプリペイドカードで120分だったからそう高くない。案内いただいた河下さん、ありがとう。彼のHP

いろいろ圧巻のカナダ・スキー 2001/03/10(土) 14:32:25 アルバム

◇娘と3月4日から出掛けたウィスラーは、北米最大のウィンターリゾートと言われるだけあって(標高差が1800mとAPPIの倍近く、スキーエリアはなんと、APPIの10倍の広さ、24のゴンドラ・リフト、リフトの大半が標高差500-600mクラス)、その規模に圧倒されっぱなし!
◇初日はウィスラーで17本、2日目はブラッコムで12本、3日目はウィスラーで14本・・と朝8時から午後4時までフルに・・よく体がもったもんだ(@_@) なにしろ、200もある初級/中級/上級/超上級とマークされたトレイルに加え、広大なコース外のコブ斜面のどこを滑ってもよく、とても三日間では滑りきれません。一番すごかったのは、ウィスラー山(2182m)頂上リフト右すぐにエントリーのある垂直の壁のようなWHISTLER BOWLをずり落ちるコース。もう二度と嫌だね(*_*)
◇今年の雪は少な目ということで、とくに6日、7日は晴天で気温もあがったため、雪質は朝がカリカリ、午後は上層が融けて重目でいまいちでしたが、なんせ、どこも急斜面なのでハイスピードでバンバン降りてこれます。
◇日本との違いでは、まず年齢層の幅が広くけっこうなお歳の夫婦グループが多く楽しんでいること。五〜六十歳のおじさんも含めボーダーが半分近くと多い。ブラッコム側には、Nintendo Terrain Parkというハーフパイプやらジャンプが連続して楽しめるボーダー専用コースなんてのもありました。私がはいていったファンスキーをやっている人はほとんどおらず、「キミはモーグルだね」と声をかけられるほど珍しがられました。
◇アメリカ人は一週間、欧州人は十日間ぐらいの滞在が多いそうだが、日本人は殆どが3泊4日(-_-;) しかも若い女性が大半。しゃれたホテルやショップが集まっているヴィレッジエリアも想像以上だったし、泊まったアルペングロウという安めのホテルでも、サウナ、温水プール、ジャグジーがあって、部屋は食器洗い機までそろったフルキッチンやガス暖炉、それとジェットバス付きとけっこうな設備。
◇バンクーバーからのトランスポートとか、ホテルチェックイン、ガイドとかは現地のカナディアン・ココ・ツアーズというエージェントのとっても親切な日系スタッフがやってくれました。とくに、在加33年ながら我々以上に日本のことに詳しいドライバーのJackさんには、ツアー仲間の松浦・田中さんと一緒に食事に呼んでもらったり、面白い話しをたくさん聴かせていただいたり、すっかりお世話になりました。彼のような日系の連中が頑張ってもらっているので、日本人の評判も上がるんじゃないかな。
◇街路樹になっている梅の花がちょうど咲き出したバンクーバー(住みやすさで世界一だそう)をまたいつか訪ねよう。写真ができたらアルバムリンクを作りましょう。

記者諸氏も苦労する記事の終わり方 2001/03/02(金) 10:05:22

 朝日2/28<のるかそるかダイムラー・経営再建策発表>
『・・・記者発表のあいだ中、会場の外では粉雪が舞い続けた。この地に春はまだ遠く、ダイムラーの進む先もかすんだままだ。
 朝日3/2<村上正邦前参議院議員の逮捕>
『・・・貧しさからはい上がり、議員バッジをつけ、「参院のドン」と呼ばれた。憲法改正、国旗・国歌の法制化、靖国神社の公式参拝・・・・・。高らかな「進軍」の陰に、票と金を支えるKSDがあった。その果てに、奈落が待っていた。

二つともなかなかのもの。書いた記者さん自身も、してやったり・・じゃないかな(^○^) ダイムラーの記事は、12面のお堅い経済欄のわりに文芸調。でも、同じ朝日の19面には「スマート クーペ デビューパッケージ 130万円」を全面広告で打つあたり、“スマート”というか、戦略的かつしたたかですね。130万円で買えるメルセデスなんて・・こりゃ売れそう・・と思うのは僕だけじゃないでしょうしね。細かい字のスペックを見たら、全車左ハンドルなのは玉にキズ。それにしても、ダイムラーは三菱自動車という"高い買い物"をしたものだ。ファイアストーンを買ったブリジストンほどじゃないけど、大きな荷物だね。

2月ももう終わり 2001/02/27(火) 10:44:35

・24日でかけた水上の宝台樹スキーは、午前は暖かくて小雨でしたが、なにしろ今年は積雪が多くて滑りやすくとても快調。お得意ショートスキーも、"板"についてきて、来週、娘といくCanada Whistlerの足慣らしになったかな。
・25日昼には帰京し、世田谷梅が丘へ観梅へ。満開だったが、人出も多かった(-_-;) ついでに新宿御苑へも足をのばしたところ、こちらは静かでゆっくり楽しめた。遠目に、あれっ!桃が開花しているかと思ったら、なんと、桜で(多分、大島桜)満開でした。御苑の桜
・知らないコトバが多いのう。千客万来の意味のカキイレドキって、てっきり「掻き入れ」かと思っていたら、朝日の紙面で「書き入れ時」となっていて、へー(^○^) 確かに、漢字変換でもそうなっているし、意味も「〔帳簿の記入に忙しい時の意から〕商売が繁盛してもうけの非常に多い時」だ。日本語は奥が深い!

この頃 2001/02/20(火) 11:03:42

 2月も中旬を過ぎると、毎日まいにち、日が長くなるのが感じられます。出勤のため東に向かってバイクを走らせると、もう高く昇った朝日が眩しいし、帰宅時は、6時近くまで明るくなっています。そう言えば、マイバイクのチューブラータイヤがよくパンクすること! 毎日乗っていることもあるが、一年で4回(+_+)は困ったもの。普通のチューブ付きに換えることもできるが、超軽量のメリットが減ずるので悩むところ。
 きのうNHKでやっていた水中写真家の中村征夫さんって、話しっぷりもスタイルもとってもかっこうよかった。私と同年輩かな。髪の毛を後ろで縛っているのがいいね・・と言ったらカミサンに「似合う人と似合わない人がいる・・」と笑われてしまった。フジフィルムの紹介ページ紹介
 ちょっと前だけど、「全盲の小学生ピアニスト 木下航志くん」には感激。いちど聴いただけで、すぐ彼なりにノリの良いプレイができる。なんか天性+アルファですね。毎中ニュース
 どさくさまぎれ、いかさま、おせっかい、けりをつける、ちゃらんぽらん・・何気なく使っている言葉の語源が妙に気になるってことありません? 調べたらちゃんと解説サイトがあるもんですね(^○^) へんてこりんのことばのでところ

凍えてスキー&オーロラ 2001/02/06(火) 14:19:16 アルバム

ここ数年来の夢だったフィンランドの北極圏へ出かけてきました。陽のでている(といっても、水平線からちょっと上がったところまで)日中でも-15℃、夕刻以降は-20から-25℃ と、半端じゃない寒さでした(-_-;) 以下、簡単なレポート。
・出発した1/28の朝は、前日の大雪のため首都高が全面入口閉鎖で、あせりまくり。仕方なく14号を走って、新堀からようやく京葉道路へ。なんとか成田に予定時間に到着。
・ヘルシンキからロヴァニエミまでは、夜行寝台のサンタクロース・エキスプレス利用。900Kmを12時間で走るが、走行音も少なく乗り心地よし。
・サンタ・ヴィレッジのサンタクロースは、日本人が来ると『オッハー』をサービス(-.-)ここの郵便局からサンタ・カードを出したトップはわが同胞とのこと。日本人はホント、物好き!
・ロヴァニエミからサーリセリカまでの280kmは、雪路をバスで突っ走ります。怖かったこと!! 途中、カモシカが歓迎してくれます。
・オーロラは4晩チャレンジして、サーリセルカで2晩視認。よくパンフレットにでているような鮮やかなカラー版はめったにないそうで、白か、ちょっと青みがかったうねる雲のような感じ。安いツアーだったので、あまり文句も言えないか?
・短いファンスキーを持ちこみ、殆ど誰も滑っていない粉雪ゲレンデを堪能(2日間で50本ぐらい) 700mぐらいのリフトだが、なんと日本にはもうないTバーなので、慣れるまで大変でしたね。
・その他:ヘルシンキにある岩をくりぬいて造られたテンペリアウキオ教会は二度目の訪問だが、何度来ても素晴らしい。サーリセルカには、世界最北緯度のマックがあった。本場サウナもグー、ミストサウナは水着タオル一切なしの男女混浴! 向こうの人たちは全然気にせずだったが・・・。さすが福祉の国、デパート・空港・駅など公共の場所には幼児を遊ばせるコーナーが必ず付置。子供を大事に育てようとするマインドの問題ですかね。

「世界百名山」 2001/01/13(土) 10:20:37

 新宿タカシマヤで開催されていた白川義員写真展「世界百名山」に出かけてきました。成人の日の旗日だったので、満員の会場では人垣の間から世界の名峰を覗く始末。朝焼けのシーンが多く、不思議な彩りに輝く作品に魅了されましたけど、130点も見てくるとなぜか飽きてしまう。山岳って、これまでは、ふもとから俯瞰して見るのに慣れていることもあるし、7-8,000mの高さから撮った写真は、かえって高度感が希薄になったり、山の容姿がわかりにくいような印象でした。それと、鳴り物入りでぶちあげた「世界百名山」も、そのコンセプトがわかりにくく、写真家の都合で作ったようにしか感じられないのが残念。世界百名山を含む山のリスト
 話題は代わりますが、昨年の自動車販売ランキングが各紙に出ていました。乗用車販売ベスト10では、トヨタが6車種、ホンダ2、日産・マツダ各1で、トヨタ強し!! 私もトヨタに因縁があったので、結構なこととは思うけど、トヨタ車が1-3位、5-7位と、殆ど上位を独占していて、要は一人勝ちの状況。何でも"独占"は購買者のためにならないので、他社の奮起を望むということか。

新世紀とは言っても 2001/01/07(日) 11:02:42

 高浜虚子「去年今年貫く棒のごときもの」・・・の如く、多少長くてゆったり
できる正月休みだった以外はあまり変り映えのしない年明けです。
年末は、恒例の妙高赤倉スキー(天候、ベストな雪に恵まれた)、2-3日の箱根
大学駅伝TV(ワセダはあと30秒でシード入りだったのに!!)、4-6日の伊豆箱根
の温泉休養・水仙見物(観音崎はまだぜんぜん、下田爪木崎は満開)。いずれに
せよ、正月は外食が多く増える体重に黄信号。

 年賀状が足りなくなって、急きょphotoshopで賀状の画像を作り、メールアドレスがわかる方々へは年賀メールで失礼してしまいました。最初は、30KBほどのgifファイル
を添付しましたが、やはりもらってもメンドウなだけ・・ということもあり、
後は自分のホームページに置いて、見たいと思う場合にはアクセスしてもらう
ように改めました。このほうが多少ましかと思いますが、いずれにせよ、あまり
情緒がなくて今後どうしようかと悩みの種ではあります。
 さーて、9日から、大学のほうも、中野の図書館問題も再開です。

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