P R I V A T E T A L K  2004
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スキーの基本:プルーク 2004/12/28(火)

中高生へは、プルーク〔ドイツ語の鋤〕のレッスンばかりで自分自身としても基本に立ち返るのに役立つ。ただ、この両足を内側にひねる動作というのは普段の運動では体験する機会が少なく、10名ぐらいの班のうち一人か二人は、脳からの指令が伝わらず習得に苦労している。
レッスン中ずっと、『それ!プルークの形を作れ…』と大声で叫ぶことになるけど、これを日本語で言う場合、「ハの字」か「八の字」か迷ってしまう。帰宅して『SAJ スキー教程』の文字をしっくり見ると【ハ】であることが確認できた。Web検索では、【ハ】3900ヒットに対し、【八】1300ヒットもあり、やはり間違って使っている人も多そうだ。

スキーゲレンデへ出稼ぎ稼業 2004/12/27(月)

 先週の静岡県立F高校につづき、京都のD大学付属中学校3年生のスキー・スノボー研修の班もちの3日間レッスン指導をして、ようやく昨晩遅く帰京。
志賀高原では、25日夜半から26日午前に20cmぐらいの降雪があった。でもまだ例年と比べると積雪量はとっても少ない。D中学の修学旅行は沖縄かスキーが選べて、実際には、30/300ぐらいで長野希望が多いそう、これでスキー人口も増えるかな??と思ったら、スノボー希望者が6割を越え、うーん、流行りには負けるね。とても優秀そうで、元気な生徒たちだった。
 志賀との行き来は、新宿〜長野間の高速バス、長野〜志賀高原の急行バスがなかなか快適だ。新幹線よりは時間がかかるが、交通費が安く、またドライブ好きの私にはぴったり。高原へのバスは、峠の途中でチェーン脱着するが、バスを停めて脱着してスタートするのになんと2-3分しかかからない。毎回ながら、ドライバーさんの機敏さに感激しちゃいます。〔その毎回時間をはかっている私も物好きだネ〕

次世代ASIMO 2004/12/21(火)

15日にホンダが発表したアシモのニュースビデオを見たら、時速3kmの走りとか、人の動きに同調した動作など、いよいよ人間型ロボットの時代近し…という印象だ。あまりにヒトぽっい動きなので、奇妙というか、薄気味悪いほど。
 自律で目的地に向けての移動〔もちろん障害物を回避しながら〕もできるそうで、そのうち、街をあるいていたらアシモ君がすたすた横を歩いていった…なんてことになるのかもしれない。

おてのもの賀状 2004/12/20(月)

 23日からスキー指導のため長野にいき年内は不在になるので、思い切って賀状を仕上げた。文案づくり、文面印刷、Access住所録の更新、宛先プリント、一言書き加え…と順調にすすみ、なんと2時間ばかりで完成。
還暦も迎えたことだし、もう年賀状は打ち上げにしたいというつもりだったが、ここまで整備してきたマイ賀状システムがもったいないかな?!とも思ったりする。

スキー指導員デビュー 2004/12/18(土)

 一度やってみたかった指導員になるべく、3日間の指導法研修を受け、さっそく志賀高原で高2スキー研修旅行の初心者班を担当した。
一学年350名ほどで、スキーとスノボーで33班もできる大規模なレッスンだ。3泊4日の合計6コマ・レッスンで、なんとか担当班の生徒皆がプルークでターンしながら滑り降りてこれるようになってほっとした。(^o^)
なんせ4日間もプルークばかり〔レッスン期間中は、一切自分の滑りはできない〕で、ちと欲求不満がつのる面もある。

ケイタイの予測文字変換 2004/12/08(水)

 ケイタイの文字入力がどんなものか、一番気になっていた〔ちょっと暗いと小さな文字は老眼では識別できないし〕けど、<予測変換>という機能には驚いた。ひらがなの一文字か二文字を入力すると、予測変換候補がずらっと出てきて、大抵はちょこっと選択すれば済む。うーむ賢い!!!! やはり必要は発明の母だ。

携帯メール・デビュー 2004/12/07(火)

 いよいよ時流には逆らえず、ほぼメール専用のvodafoneプリケイを入手。vodafoneショップには在庫なしだったので、コンビニで購入、プリペイドカードを登録しあっというまにケイタイデビュー。
実のところは、世の皆さんの器用な親指入力をしているの見て、憧れていたんだよね(^o^)、それにボケ防止にもなりそう。Eメール着信を全て転送してしてみているが、現在のところ全く支障なく、ショートメール受発信だけでほとんど事足りそう。

ランニングのフォーム矯正 2004/12/05(日)

 NHKの趣味悠々「今日から始めるランニング」をみていて、ランニング・フォームを矯正すべく、いつもの千駄ヶ谷プールはパスして自宅から、神宮外苑を一周して帰るセミロングを走った。矯正ポイントは、踵からの着地、即キック、背筋を伸ばす、お臍を軸にするローリング走法、レールのステップ…だが、なかなか難しい。
 おまけで帰りに立ち寄った西新宿の羽衣湯〔渋谷区の銭湯〕で過ごした1時間半が至福の時だった。

メルボルン・ローマ・東京オリンピックのメダリスト山中毅氏 2004/12/04(土)

 地元の稲門会忘年会〔12/3 幹事役を仰せつかって大変だった!!〕のゲストスピーカーは、水泳好きの私としては憧れの山中毅氏だった。
 早稲田への想いとか、今年のアテネのこと〔日本初の女子競泳800m自由形の金メダリスチ柴田亜衣を喜んでおられた〕、氏が普及に注力されている山中毅の水中運動のことなど、たいへん気さくなお話しぶりが印象的だった。記録アルバム

ETC取り付けは簡単だったけど 2004/12/02(木)

 セットアップ済みの三菱MOBE-200がとどいたので、さっそくグランディスに取り付け。接続はアンテナとアクセサリー電源だけなのでちょちょっとで設置と配線ができた。
しかしONにどうしてもならずしばし???? ようやく、アース線を結線していなかったことに気づいて、すぐOK。一般家電だと使わないケースがあるので忘れやすいが、車じゃ、なんとも動かない。

この頃、自然保護に関しての接点が多いね 2004/12/01(水)

・興味をもったアパラチアン・トレイルは、シェラネバダのジョン・ミューア・トレイルと同様に自然保護の運動から形成されてきた。
・11月20日の工芸大学公開講座は、レイチェル・カーソンに傾倒されている小川真理子教授の<センス・オブ・ワンダー>紹介だった。レイチェルの『沈黙の春』は環境汚染へ警鐘を鳴らした最初で、かつ歴史的なものだった。アパラチアン・トレイルの北端はメイン州であり、またレイチェルの別荘があったところ…と妙に符合してくる。
・先月感激して読んだルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』も、基調に自然保護の考えがある。
・11/28NHK総合「いのちの地球へ〜野生生物からのメッセージ」では、絶滅危惧種・フロリダパンサーの保護を目的の一つとした、フロリダ州エバーグレーズ湿地帯での再生工事の紹介があった。
・いま読んでいるカール・ハイアセン『殺意のシーズン』は、まさにエバーグレーズの環境保護のために行動する過激団体を題材にしたサスペンスだ。

第46次南極地域観測 2004/11/28(日)

今日28日には観測隊員62人が成田から出発…
 先週には、日本極地研究新興会40周年記念講演会というのに参加して、今年帰国した44次越冬隊長と、今46次越冬隊長さんからのとても興味深いお話しが聞けた。
 越冬隊員は準備期間をいれると3年間にわたって従事するそうで、オーロラ観測、オゾンホール観測、深度3000m氷床サンプル採取など日本が全地球観測に大いに貢献しているようで心強かった。昭和基地から1000kmも離れたところにある前進観測基地ドームふじの海抜は3810mもあるそうで、なんと富士山より高い!?! たどり着くのに、雪上車で一か月もかかるそうだ。国立極地研究所 南極観測サイト
 このような貴重な講演を専門家から生で聞けるのは東京だからこそのメリットだ。会場には、ぜひ南極にいきたい…という小学生なんかも来ていて熱心な質問をする姿が見られた。

アパラチアン・トレイルへの挑戦者たちに乾杯!! 2004/11/27(土)

前項紹介書籍には、完全踏破した人々の一部が載っていました〔p.116〕。

☆完全踏破した人びとの顔ぶれは、バラエティに富んでいる。80代で達成した人もいるし、松葉杖で歩き通した人もいる。盲目のビル・アーウィンは、盲導犬の先導で挑み、およそ5千回ほども転倒しながら目的を達成した。60代の後半に二度もスルー・ハイカー〔一シーズンに踏破〕となった女性エマ・"グランマ"ゲイトウッドも有名。
☆何年もかけて全区間を踏破するセクション・ハイカーとしては、46年かけた人もいる。
☆最速記録は認知されていないが、1980年代に60日で歩き通したウォード・レナード、1991年にはサポート隊の支援を受けながら52日で達成したデイヴィッド・ホートンらがいる。
☆ごく一部のつわものは、一シーズンにコースを往復してしまう者もいる。
※ちなみに、東海自然歩道も1,600Kmあり、けっこうな距離がある。国内の長距離自然歩道整備には環境庁が国庫補助をしている。

究極の世界最長トレイル 2004/11/26(金)

 米国東部のジョージア州からメイン州へ14の州にわたって続く、全長3,500キロに及ぶアパラチアン・トレイルについて書かれた『ビル・ブライソンの究極のアウトドア体験』ビル・ブライソン著(中央公論新社 2000年)がとても面白かった。
 著者と昔のクラスメイトのスティーヴン・カッツとのでこぼこコンビで果敢に挑戦するユーモアたっぷりの体験談もはらはらどきどきものだが、自然歩道ができるまでの過程、去来したハイカーたち、様々な事件、絶滅していった動植物などについて物語として読みやすく描かれている。全行程を歩こうと漠然と考えていた二人だが、ノースカロライナ辺りまでの経験で、自分たちがとてもスルー・ハイクは無理だし、必要もない…と悟るあたりの描写に思わずにんまりとしてしまう。なんせ、普通は早春から晩秋まで半年以上歩き続けるわけで、余ほどの気力・体力があってもなかなか難しそうだ。
The Appalachian Trail - A Path to Discovery and Adventure
アメリカの長距離トレイル

名古屋・三重ドライブ 2004/11/24(水)

 オクさんの卓球の試合が大阪であったついでに、姪たちのちびっこ連の顔を見に母と一緒に行くことになり、久しぶりに名古屋へ。第2東名の橋脚があちらこちらで見えたり、豊田あたりでは伊勢湾岸道路〔12月15日開通〕の大規模な接続ランプが威容を誇っていたり、御殿場から静岡側の3車線化が進んでいたり…だいぶ景色が変わった。
 紅葉もばっちりそうで、上野〔11月から伊賀市〕、名張、鈴鹿スカイライン、湯ノ山・御在所などをドライブ。このあたりを走ると、滋賀県〜京都府〜奈良県〜和歌山県〜三重県を一日で回ることになって忙しい。アルバム

管理社会の影、ついにETCを発注 2004/11/17(水)

これまで、過剰管理になりかねないETCはあまり好みではなかったのだけど、道路公団が11月19日より車載器購入支援〔5,250円の減額〕を行うことを知り、節操を守りきれず発注した。ショップ情報を見ると確かに、セットアップ込みで普段の半額ぐらいだ。〔イドザワ
 以前も書いたことがあるが、ETCの普及率が高まれば、料金所ゲート通過の優先性は失われてしまうという、システム自体の矛盾がある。まあ料金徴収コストは大幅に削減されるわけだけど、将来にわたってロード・プライシング〔都心進入の有料化〕などの導入がいとも容易にできてしまう恐ろしさもある。

さて紹興酒でもたしなんでみるか 2004/11/16(火)

家族で中野駅のそばの中華小皿料理を食べに行ったとき飲んだ紹興酒が美味しかった。これまで焼酎とか、カナディアン・バーボンを好んだけど、ちょっと飽きてきたということもあって、新領域を開くべく調べ出した。紹興酒とは、東天紅 紹興大越貴酒
 なんと星の数ほどのピンからキリまでの種類があり、とりあえず、近所の酒奉行、河内屋を回って手ごろなお値段のもを4種類購入、味比べが楽しみだ。

「ぼやけたコンセプトをもったシャープな写真ほど始末の悪いものはない」 2004/11/13(土)

ヨセミテ国立公園の写真集に必ずでてくる写真家アンセル・アダムスの言葉だ。うーん、こちとらのデジカメphotoはまさに指摘のとおりで耳がいたい。※ 実際には、ぼやけたコンセプトで、かつシャープでない…ので始末に悪い。
フォトグラファーとしての偉大な業績に加えて、写真技術の開発と体系化、写真文化への貢献、さらに自然保護運動の指導者〔あのシェラ・クラブの会長職も勤めた!!〕、ライターなどまさに、アメリカの現代芸術の一角を担ったわけだ。
年譜を調べていたら、わたしの父と同じ1902年の生まれ〔亡くなったのも一年違いで〕だった。Google Image hit list

BSデジタル映画祭2004 2004/11/12(金)

 このところ見ているBS2のシネマがなかなかよい。一昨日の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」=スウェーデン 1985、昨日の「息子の部屋」=イタリア 2001、はともにしっとりとした余韻が残る作品だった。
 マイライフ…は病弱の母親の都合で地方の親戚に預けられて一人ぼっち(愛犬とも)になってしまう男の子、息子の…は、男の子を潜水事故で亡くして悲嘆にくれる両親、と面白いことに両作品とも、男の子がシナリオの軸になっている。さらに作品中に描かれる女の子のほうは、両映画ともたくましい。どうも昨今は、デリーケートで問題を抱えやすい男のほうが映画になりやすいということのようだ(-_-メ)。今日の「海辺の家」も父親と男の子の絆を扱ってるしね。

"地の果て"パタゴニア 2004/11/11(木)

辺境の代名詞になっているような南米パタゴニアに興味があって、ちょうど読んだブルース・チャトウィン『パタゴニア』めるくまーる1990、がとても面白かった。
文学上で触れられているケースが多いようなのでリスト作りをしようかと考えたのだが、調べてみたらチャトウィンとポール・セルーの『パタゴニアふたたび』白水社1993、が既に、ダーウィン、W・H・ハドソン、シェイクスピア、テニスン、メルヴィルなどを引用紹介していてどうも同書以上のものを纏めるのは難しい。いつかは、訪ねてみたいエリアだ。

閑話 2004/11/08(月)

昨晩、NHK BS2で放映された映画音楽番組をみたけど、味も素っ気もないお粗末もの。スタジオのバックに一言も話さない視聴者をずらりと並べ、お世辞にもうまいと思えないNHKお好みの歌手さん連、妙に張り切ったアナウンサーと進行役…最後まで白けていたね。もう少し練った番組作りをしてほしいものだ。
 NHK 日放労の不祥事シンポ 24時間特番で妨害?〔毎日新聞〕なんていうことも言われているしね。

かっぱ巻き 2004/11/07(日)

 埼玉県伊奈町のバラ園〔アルバム〕を訪ねたあと、昼は和食レストランの<とんでん>へ。なかなか新鮮なお魚メニューだったし、完全バリアフリーの店舗施設…入口スロープに車椅子サポート呼出フォーンがあったり、軽くスライドするトイレ引戸など、心配りがよい。
 そばに<かっぱ寿司>もあって、かなりいい歳の母曰く「あのお店は、かっぱ巻きしかないの?」なんてことから、かっぱの由来が河童か合羽か…などひとしきりの話題に。帰って調べたら、キュウリ好きの河童をもじって"かっぱ巻き"になったそう。"かんぴょう巻"のほうはお友達がおらず、そのままの名前ってわけだ。
"とんでん"の由来は、北海道発祥のお店なので、屯田兵らしいけど不詳。

新ファックス機 2004/11/06(土)

 ウチは比較的ものもちがよいけど、さすが感熱紙Fax機では時代遅れかな〜と思っていたところ、手ごろの普通紙Fax機のセールが楽天オンラインショップであって、ゴールデン・イーグルス決定祝いもあり、すぐ申込み。
 いつものごとく翌日には届き、さっそく供用開始。今のところ何の不都合もなく快調、親機と子機で違う着メロなので、着信すると賑やか。ただ電話番号登録のカナ入力は、慣れていない50音表入力方式なので苦戦。よくみなさん、チョンチョンと軽ろやかにやっているものだと、今更ながら感心することしきり。

天気がいいと忙しい 2004/11/05(金)

新宿の三菱整備工場でグランディスを点検してもらう用があって車を預けてから、天気がよいので御苑まで歩く。平日の午前はまだ人出も少なく、ばっちり見頃のバラ園、紅葉、菊花展を楽しめた。アルバム
撮った枚数は昨日、今日で、600枚ほどになって整理が追いつかない。品種の確認のためのサイトを探したら、なんと、2,188品種、15,479枚を収録したMiyabi's Homepageがあった。個人でここまでまとめるのは大変なこと、凄いですね (^o^)丿

天気がいいと忙しい 2004/11/04(木)

Webをやっていて見つけた、千葉の谷津バラ園に急に行きたくなって昼過ぎ自転車で出発。といっても習志野までは時間的に無理なので、押上まで走り、そこから京成を利用〔後で考えたら上野駅のほうが断然近かった(-_-メ)〕。当時東洋一という昔の谷津遊園のバラ園の伝統を受け継いでいるようで、なかなかよく整備されているし原種なども多かった。聞きそこなったが、たぶん京成バラ園芸が実際の運営をやっているようだ。アルバム

デジカメは難しい 2004/10/31(日)

千倉に柿をとりに昨日一泊で行く予定だったけど、雨のため日帰りで敢行。8時前に出発し、2時間ちょいで到着したころから天気になり、久しぶりに大きな実をたくさんつけた柿を収穫。いつも楽しみにしている館山のやまと寿司に寄ってから、ぜひ訪ねたかった八千代の京成バラ園へ。今年は台風とか秋の多雨で花弁が痛んでいたものが多かったものの、なかなか素敵なバラが楽しめた。
もう夕闇が迫っていたので、あせってデジカメ撮影で飛び回った。ところが、接写設定をしなかったために200枚もとったものの、殆どがピンぼけでがっくり。モニター画面上では、なんとなくうまくいっているように見えていたけど…自動〔シームレス〕でマクロ設定にするぐらい簡単そうに思うけど。

センシトメトリー 2004/10/30(土)

東京工芸大学の公開講座にでて、同大学の田中益男教授の標題についての講話をきく。写真技術もずいぶん奥が深いですね。アンセル・アダムスのゾーン・システム、エドワード・ウェストンのf64グループなど、よくは理解できなかったけど面白そうだった。
----- センシトメトリーとは -----
センシトメトリー{sensitmetry}は、感度{sensitivity}測定から作られた言葉で、科学的な感度測定のほか、感材のいろいろな特性を測定することを意味しています。
感度とコントラストを表示する特性曲線(H‐Dカーブ)は、横軸に露光量、縦軸に濃度を描いた曲線です。ネガ感材の場合には右上がりの線になりますが、一直線にはなりません。露光量が極めて少ない状態では、露光量が変化しても、一定の濃度(カブリ・ベース濃度)のまま変化せず、ある部分(最低露光量)から緩やかにたちあがり(足部)、やがて露光量と濃度が比例関係になります(直線部)。露光量が一定に達すると、濃度変化は緩やかになり(肩部)、最高濃度に達して変化しなくなります。さらに露光量を増していくと逆にやや濃度が下がります(ソラリゼーション部)。

とき325号の「死傷者なし脱線」 2004/10/27(水)

今日の朝日によると、いくつもの幸運が重なった<奇跡>だ、と報じられていた。まさにそう思う。ラッキーであったことは間違いないが、日本の新幹線のセーフティ・エンジニアリングも大したものだ。

BMI(ボディ・マス・インデックス)考 2004/10/26(火)

正常体重の指標として最も一般的なBMIの算式を改めて見直してみると、体重÷身長÷身長 であり、体重数値が増えても身長の高い人ほどインデックスが増えにくい…、とは言っても、身長は元来変化のほとんどないので、しょせん体重を減らさないとね。この歳ではかえって身長減の方向なので、余計減量に留意すべし、ということだ、うーん。
 さらに、昨今は<危険な肥満の兆候はBMIよりウエストサイズに現れる>という説もでてきて忙しい。

恐怖の58秒 2004/10/25(月)

報道されているとおり、<新潟中越地震>脱線した上越新幹線は1.6キロ走行、となっており初速200Kmで0Kmまで減速:つまり平均100km/hとして計算すると、最初の揺れがきて脱線停止するまでに58秒かかったことになる。
「とき325号」の乗客インタビューを聴くチャンスがなかったけど、生きた心地のしない時間だったでしょうね。おぉ!!おそろしや。

蘇鉄〔ソテツ〕には釘 2004/10/24(日)

今日は母校のホームカミングデー/稲門祭で大隈庭園のテント詰めの割当シゴトがあってでかけた。ぶらぶらしていたら、庭園のど真ん中の立派なソテツの幹にやご〔ひこばえ?〕ができて一人前の葉がでているのを発見。ちょうど読んでいた『名人庭師 とっておきの知恵袋』平野泰弘 講談社2000、によると、標題の言い伝えはほとんど眉唾ものだそうだ。
 同書は、昔聞いたことのあるような諺とか、うまい言い回しがたくさんでてきて、とても面白い。
☆庭師の忌みことば:木を「切る」とは言わず、「はさむ」「はずす」「飛ばす」という。木を移すのは「かたす」
☆実のつかない木をバカという:アオキには雌雄あって、バカを植えたのではいつまでたっても実はならない。
☆ジンチョウゲの根を「鳥足」:掘ってみるとまことに頼りないような根しかついていない
紀伊国屋⇒表紙図、出版情報はOKだけど、別本『名人庭師 剪定・整姿の知恵袋』の内容紹介文になっていますね
【訂正】↑は私の早とちりで内容紹介は正しかった。紀伊国屋さんから丁寧な返信をもらって確認できた次第、お騒がせしましたm(__)m

Google Desktop Search 2004/10/22(金)

昨今とても話題になっているウェブとローカルPCのシームレス検索をさっそく試しにダウンロード。すぐ検索させてみたが何やら、まだ部分的にしかヒットしてこないのでおかしいなと思い調べると、インデックス付け学習に数時間かかる〔参考〕そうだ。しばらくPCをアイドリングさせてみよう。

DVDレコーダーもほしいけど 2004/10/21(木)

定期録画予約して見るTV番組〔TBS:世界遺産、TV東京:WBS、TVK:新車情報など〕があり、三菱VHSレコーダーを使っている。なんと9年前のモデルで、これまで2回ほど修理に出したもののまだばっちり動くので、どうもDVDへ移行するきっかけがない。120分テープを3倍速でセットしっぱなしで一週間分とれてしまうので、週一回だけ巻き戻せば済むしね…
ただ、たまに同じ時間帯の2番組を見たい場合もあって、そんな時はダブルチューナー搭載のものが欲しくはなる。

アスパラクラブ 2004/10/18(月)

10月1日にスタートした朝日新聞の新しい無料会員制サービス「アスパラクラブ」って、いまいち狙いとか戦略が見えにくい。幅広い層の読者を抱える朝日としては、訴求対象を絞りにくいのだろうけど、こんな展開で、朝日読者の囲い込みにプラスになるのかかなり疑問だ。だいたいasahi.comのトップページには一言もでていなかった。

この時節は忙しい 2004/10/17(日)

神代植物園バラフェスタの最終日の17日に間に合って、ようやく出かけることができた〔アルバム〕。今年の秋バラは乱れ咲きのようで、なかなかうまく撮影できず残念。十月桜の可憐な花を見つけられたのが良かった。
 午後は、阿佐ヶ谷の細田工務店さんの講演会「音の風景〜杉並そして武蔵野、鳥越けい子(聖心女子大学教授)」をききにいって、"サウンドスケープ"のさまざまな視点じゃなくて聴点かな(^o^)の話しが伺えて楽しかった。たしかに、近代化=ビジュアル一辺倒という図式からの脱却も必要かもしれない。

ヨーカドーとダイエー 2004/10/16(土)

コスモスを見に立川の昭和記念公園〔アルバム〕へ行った帰り、東大和市を抜けて帰路に着いた。うちのほうには昨今話題のダイエーさんがないのでどんな商売をしているのかよく知らなかったが、なんと東大和では、通りを隔ててヨーカドーと隣り合わせだ。ぱっと見でも、明るく、しゃれている(昨年出店したので当たり前だが)Yに比べ、Dは、見るからにみすぼらしくとてもじゃないけど勝負にならない感じだった。やはり、これまでのDの再建策が中途半端で、これが傷口を大きくした感が否めない。

この頃のおもしろトピックス 2004/10/15(金)

・いとも簡単そうに、アンサリXプライズを獲得したスペースシップワンがすごい:Yahooニュース・リスト
小型ビジネスジェット用エンジンの合弁会社を設立…ホンダはかなりホンキだ
・昨日は体調維持のためいつものラン&スイム:プール情報ならココ 水夢王国
・カナダの情報を探していて偶然見つかったサイト:海外生活@カナダ「豊かな老後は待っていても来ない」:移住についてのコメント〔警鐘〕が興味深かった

JALの優れた対応 2004/10/14(木)

 カナダからの帰国便でやきもきさせられて文句をいいたいかったのですが、スーツケース修理依頼の件ではとても感心させられました。
帰国便で預けたスーツケースの一部が壊れたので成田で申し出て、翌日宅配さんの修理引取りがあって、翌々日には修理完了して戻ってきました。JAL修理センターでは即日の修理・送り出しだった訳で、スピーディーな対応は凄い。おまけに、申し出た部位以外で修理が必要だったところまできちんと直してくれていました。さすが、というか誇るべきサービス精神ですね。

カナダ・ツアー補足 2004/10/12(火)

・今回のバス・ルートは、西海岸の一部:ブリティッシュ・コロンビア州とアルバータ州だけだったが、走行距離は2000キロ以上。東京から下関までを往復したことになる。ふーう、日本の27倍のカナダって広大だ。
・バスに乗りずくめでロッキーや、黄葉などを車窓から一日中眺める…というパターンで、体を動かさない&日光にあまり当らない⇒体自体からの時差調整が不足⇒日中はフラフラ、真夜中に目覚めるなどしんどかった。まぁ、トシもトシだけど
・そんな悪条件にもかかわらず、デジカメでは計1200枚ほど撮った。まだ整理がつかないが一応厳選70点ほどでアルバムを仕上げました。あーぁ、しんどかった(@_@)

黄金の秋:カナディアン・ロッキー 2004/10/11(月)

 昨秋は東海岸の紅葉を楽しんだので、今年は西海岸側〔バンクーバー〜カムループス〜ジャスパー〜バンフ〜ケローナ〜ビクトリア〜バンクーバー〕にでかけ快晴にも恵まれ、カナダの大自然をばっちりエンジョイし、昨日帰国。無事と言いたいところだが、帰国日に台風22号の影響を受け、迂回待機した新千歳空港ロビーで1泊するおまけまでついてしまった!!
(1)カナディアン・ロッキーの雄大な山々
全長300Kmにわたる氷河パークウェイ〔ジャスパー〜レイク・ルイーズ〕とボウ・バレー・パークウェイ〔レイク・ルーズ〜バンフ〕からの山々の眺めはもう圧巻という以外にない。30年前にハネムーン・ドライブで通ったことのあるルートだが、やはり黄葉の時期は一段と山容が映える。レイク・ルイーズはちょっと俗化しすぎていまいちだ、ボウ湖のほうが自然の雄大さが素晴らしい。
(2)黄葉と花々、野生動物
山間部では既に降雪があったが、バスで回った全ルートで、ちょうど見頃の黄葉が続いた。バンクーバー、ビクトリアをはじめ街々では、とても手入れのいきとどいた植栽、花壇が多い。ビクトリアのブッチャー・ガーデンは期待通りの素晴らしさ。
 アダムス・リバーで遡上する紅鮭(たった一匹しか確認できなかったけど…)、バンフ街中で見かけられた大鹿のエルク、氷河ルート上での鹿の群れ、リスやビクトリアへのフェリー上からたくさん眺められるビーバーなど野生動物が身近だ。ケローナのリンゴ果樹園では、熊がよく現われる話しやコヨーテ・ねずみの被害などばかり聞かされた。
(3)バンクーバーが世界で最も住みやすい都市の第2位 Canada Journal
ただし、朝晩の通勤・通学(高校生も車通学)ラッシュばかりはウンザリでしょうね。
(4)気さくで超親切なカナディアン
バスのドライバーさん〔皆でジェンキンズさんと呼んでいました(^0_0^)〕は、マウント・ロブソンでグループ写真を撮ってすぐプリントして配ってくれたり、オカナガン・シカモスでのレイク・クルーズ船クルーが、もうサービス精神大奮発だったし、リンゴ果樹園のガイドのおじさんが、トラクターを運転しながら、ジョーク連発のサービスなどなど、カナディアンのウェルカム精神は相当のもの。とくに観光を発展させる一つの要素だし、日本のそれは及びもつかなさそう。
(5)おまけ
行きのJALは、なんとラッキーなことにエグゼクティブシートでゆったり…、そのリアクションが帰路の台風だった。22号が一番東京・千葉に強風をもたらしていた時間に到着予定だったので、何回か福島上空で旋回して待機したあと成田にアプローチして結局着陸できず、千歳へ降り、一晩を過ごす羽目に。パイロットは状況を何回もアナウンスしてくれたけど、お粗末なのがJAL地上スタッフ側。千歳に降りてからまともなアナウンスはほとんどなく、乗客からは大ブーイングだった。翌日の成田便出発時間が何度も遅れ、さらに乗客数が合わずカウントを何回もやり直すなど不手際が目立った。

会社が合併します・・・斉藤 2004/10/09(土)
伊藤毅さんへ

メールを受け取りました。(From  しかし、文字化けしていて、全く解読不明でしたが、
Lagoonのアドレスがあり、このメール発信にたどり着きました。
当方(システム技研)は、事業の後継者が見つからず、会社を売りました。そして、合併することになりました。
合併する相手は、伊藤さんもご存知の「シンポー情報システム」です。
神奈川トヨタの子会社です。270人規模です。
斉藤は、中部支店の支店長になりいます(予定/2005月4月)。
支店は、当初、約50人ですが、早々に100人体制にする計画です。
IT分野も中国の影響を受けています(技術者が流入ほか)。
今後、自由競争社会では、勢いのある・能力の高い・交流範囲が広い、
などなどによって、随分と差(個人・企業とも)が開きそうです。

会社合併は、リスク回避ですし、社員の行く末を考えると、
斉藤商店では、やって行けない・・・と判断しました。

横浜に行く機会は増えました。
東京にも行きたいと思っています。
お会い出来たら、話したいこと山積みです。
では、健康に留意され、日々の生活を楽しんで下さい。

おもしろテキストエディター、変り種 2004/10/02(土)

仲間に教えてもらった戦前エディタ。文章を旧字体・旧仮名に変換してしまう優れもの。長音の部分の変換が絶妙だ。以下は、今年の忘年会の告知原稿をコンバートした例。
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中野稲門會忘年會へお誘いあはせてご參加ください
― 特別講演に、メルボルン・ロォマ・東京と三つのオリンピックでメダルに輝いた山中毅さんをお迎へ ―
  日時 十二月三日(金)午後六時三十分開演
  會場 中野サンプラザ十五階 孔雀の
 國内外で大きな事件が飛びかつたり、大きな颱風の當たり年になつたり…と、思つている内に、早や一年も終盤の忘年會シィヅンを迎へます。サンプラザでの恆例の中野稻門會忘年會となりますので、皆さんと舊交を温めていただきたいと思ひます。
 今年はアテネ・オリンピックで、水泳チィムが大活躍したこともあつて、《水泳!!ニッポン》の礎を築いたお一人の山中毅さんに講演をいただきます。1939年石川縣輪島市生まれ、1958年から水泳自由形で數々の世界記録を樹立。メルボルン、ロォマ・オリンピックで銀メダルに輝く…は、皆さんよくご存知かと思ひますが、40歳臺で糖尿病を患い、鬪病生活は20年に及び、その苦しい體驗から「病氣を寄せつけない」運動を広める必要性を痛感し「自分の健康は自分でつくる」を信條とした<山中式水中運動室>を日本各地で開き活躍されておられます。健康法の秘訣などタメになりさうなほ話しが樂しみです。
 懇親會のはうは、秋口から猛練習を重ねてゐるらしい?!本會專屬バンド<イナホォヅ>の演奏にのせて、お樂しみ福引、部會活動紹介、應援部學生による校歌、應援歌の合唱・指導などを鋭意企畫中です。 會員の皆さまの奮つてのご來場をお願ひ致します。

民間開発宇宙船は、やはりおっかない 2004/10/01(金)

今年6月に初飛行を成功させたスペースシップワンが、賞金1000万ドルの『アンサリXプライズ』獲得のための第一回フライトを29日に成遂げた。
同サイトに掲載されたビデオ〔インタビューを含めかなりの長尺だ。300k用を推奨〕を見ると、宇宙との境界を突破する際に急回転に見舞われた模様がばっちり写っていて、もうよく無事に切り抜けられたものかと驚くばかり。宇宙旅行はまだまだ夢のような気がする。詳しいレポート:HOT WIRED Japan

Netscape 7.1 2004/09/30(木)

ずっと使っているIEもいまいち使い勝手がよくない。久方ぶりにNetscape 7.1 をインストールしてみた。一番のメリットのタブ型ブラウザは、とても使いやすい。
IEの場合は、いつもメール用、検索用、マイホームページ要、ゲーム用〔shockwaveゲームは画面立ち上げに時間がかかるので〕の4つのウィンドウをタスクバーに待機させていて切り替えて使っているが、モニターが若干わずらわしい感じになる。
タブだと、かならず一つのサイトしか開かないので、モニター画面がすっきりしている。同じタブ方式のOperaにも一時凝ったけど、チョイスが多すぎたので、このNetscape 7.1 ぐらいのほうがちょうどよい落しどころをついているように思う。

小さい秋、みっけ 2004/09/26(日)

山梨への初秋ドライブのアルバムは、こちらから19点あります。300枚も撮ってあとで整理するのがウンザリm(__)m

検索サイトのランキング 2004/09/21(火)

自分のホームページは覗かなくても、検索サイトを利用しない日はない … とたいへんお世話になりっぱなしだが、利用者数〔ネットレイティング調べ、2004/7、家庭からのアクセス〕をみると、Yahooがやはりトップで健闘。
 検索自体はGoogleが優れているが、メール、ニュース等々の総合ポータルサイトとしてYahooが開いていて、まずYahooで検索、という利用パターンが多そうだ。
 Yahoo 2184万人
 MSNサーチ 1223万人
 Google 923万人
 goo 238万人    ----- 日経新聞2004.9.18 NIKKEIプラス1より -----

敬老の日 2004/09/20(月)

総務省推計によると、65歳以上が人口の19.5%と、昨年より0.5%上昇。ちなみに、中野区の65歳以上人口は、18.2%(平成15年1月1日現在)であり、全国平均よりは低い。
 これは、中野区が20代人口が特に多い区で、20代の人口が約20%と23区平均の16.7%よりかなり高いことによる。ただし、65歳以上人口の23区平均17.2%よりは高く、結局、成人人口〔生産人口;変な表現だけど…〕が相対的に低めということか。中野区の人口と世帯

ウチのLANが不調 2004/09/19(日)

普通にアクセスしていたら急にLANが落ちて接続できなくなった。モデム、ターミナル・アダプターのインジケーターは正常で、YahooBBサポートに聞いたほうが手っ取り早いかと思い電話。予想外に、すぐ繋がって、コールセンターのお嬢さんが、状態の確認、IPアドレスのチェック、Lan機器を一旦全部OFFにして個別に回線のチェック…と、とても親切に対応してくれた。結局は、無線ルーターがおかしいということで、メルコムAirStationをリセットして復旧。やれやれ。
 このような問合せはけっこう多そうであるが、ソフトバンクのサポートセンターの面倒見のよさを再認識した次第。それに、コールセンターの対応のよしあし、要望などのアンケート・メールがすぐ来た。うーん、さすが!!

近所の首都高地下工事 2004/09/18(土)

地元の会主催の見学会があって中野坂上交差点から地下にもぐり、神田川の真下まで見学。うーん、予想通りの大工事であることが確認できた。スナップ5点 首都高中央環状線
・坂上交差点下では、丸の内線の下で、かつ大江戸線の上に首都高トンネルを通すという、なんともきわいどい工事で、こんなシビアな工事をよく企画できるものだ。
・当然、丸の内線トンネルの周りは全部掘り下げられ〔例えれば、丸の内線が地下で空中に浮いている…〕、それによる地下鉄躯体の沈下許容度は1.2mmとかだそう!!!!
・つづく難所は、神田川の下を通す区間で、満水時の重量にも耐える大変厳重な工事。それに下を通る大江戸線との余裕は1mぐらいしかない部分があるそう。このあたりは、まだ掘削そのものがまだ残っていた。
・見学した500mぐらいの間には、工事JVが4区間もあって、JVごとの受持ち区間がけっこう短いことが分かった。
・この新宿線11Km以外でも似たような工事が行われているのだろうけど、こんなシビアな工事までしなければ大都市の生活が成り立たないとは(-_-メ)…、わが国都市の狭小さ、余裕のなさをつくづく感じた。

Study"豊かな都市景観とは"(6) 上野千鶴子『家族を容れるハコ/家族を超えるハコ』平凡社 2002 2004/09/15(水)

都市景観との関連性が薄いが、社会学者が建築とか家をどう見ているのか知りたくて読んでみた。
このところの小山の幼児兄弟殺害事件の悲惨さは目を覆うばかりだ。昨今と今後も深刻化するいっぽうの家族問題にはどうも対峙不能のような気がする。
----- 第一章 住宅から見た家族論〜「近代家族のゆらぎ」 -----
 わたしは以前『近代家族の成立と終焉』という、物議をかもしそうなタイトルの本を出した。そのココロは、「近代家族」が歴史のなかでいつか成立したものなら、歴史のなかでそのうち終わることもあるだろう、という含意である。「現在」をしか生きていない人びとにとっては、万古不易にみえる「家族」という現象も、すこし距離をおいて眺めれば、変化のただなかにある。わたしたちが現在知っているような家族、夫婦と子どもがいて、男女が仕事と家庭の役割分担をしている(したがって、主婦が家を守っている)という近代家族のありかたは、日本人には目新しいものだ。が、その近代家族がふたたび揺らいできているからといって、恐れることはない。にんげんが「家」というハコにすみつづけるかぎり、「家族(いえ・ぞく)」はなくならないからだ。ただ、そのなかでくりひろげられる人間関係は、これまでとはずいぶん違ったものになるだろう。

ZYXYZ…>ジザイズ 2004/09/13(月)

あまり人の出入りもなく、何やら得体のしれないオフィスがウチの近所にあるのだが、試しに検索してみたらその会社のサイトを発見。
いやー、驚きました!!!! 企業名とかサービス名のネーミングを企画する会社で、ドコモ/NTTドコモ、エーユー/KDDI、ビッグローブ/NEC、日興コーディアル証券、りそな銀行、あいおい損保…なんかぜんぶこのオフィスの実績だそう。それにしても、ZYXYZ という社名はユニークすぎて、一度では覚えられないなあ。紺屋の白袴っぽいね。

<ある事柄を説明するのに、必要以上の仮説を立ててはならない> 2004/09/11(土)

ダン・シモンズ『ダーウィンの剃刀』を手にしたら、その巻頭言に《オッカムの剃刀:通常、他のすべての条件が同じなら、もっとも単純な解決法が正しい解決法である。―オッカムのウィリアム、14世紀》
とても魅力的な方法論的原則なので、調べたらYahoo…、いやーその分野ではとってもポップですね。厳格な解釈はさておいて、Simple is Best派のわたしにとって興味深いこと!?

蝦と海老 2004/09/10(金)

ウチのおくさんから、エビの漢字表記にいろいろあるのはなぜか?聞かれた。
さっそく検索すると、“海老”は伊勢エビなどの歩く型のエビ、“蝦”は車エビなどの泳ぐ型のエビ、だそう。日輪養魚
“蝦”の魚へんの漢字が使われることがあるが、こちらは当て字のようだ。

杉並区は個人情報管理が厳格 2004/09/09(木)

 たまに資料を借りにいく杉並区図書館もインターネット予約・メール配本連絡ができるということで、所用があって下井草図書館へいったついでに利用申込みをした。
新宿や中野区では、オンラインでこのての申込みができるが、杉並は、まず図書館に本人が出かけて、さらに、利用者ID、パスワード、住所などが区コンピュータ登録されることを承諾する念書を提出する必要がある。
 さすが、住基ネットについて国へ提訴するなど情報管理にシビアな杉並区ならでは!! 面倒ではあるけど一貫性のある姿勢が好感をもてる。

Study"豊かな都市景観とは"D 石井進 編集協力『日本列島に生きた人たち〜景観』岩波書店 2000 2004/09/08(水)

全10巻からなる歴史地理シリーズの最終巻で、遺跡、文書、絵画、伝承、民具にグループされにくい広がりと空間をテーマにしている。私の関心軸としての"景観"に触れられてはいなかった。同巻紹介ページ
----- 「はじめに」の一部から -----
かってこの場所で、今とは異なる風景のなかに人々は生きていた。歴史的想像力をはたらかせて過去の風景と人々の姿を再現する。

Study"豊かな都市景観とは"C 伊藤毅『都市の空間史』吉川弘文館 2003 2004/09/07(火)

タイトルに惹かれたのと、なんと同姓同名かつ同じよみの方〔現:東京大学大学院教授〕が著者だったので目を通しました。建築史のなかの都市史という専門の観点でまとめられたもので、"景観"に附言される点はなかった。紀伊国屋BookWeb
----- 序の一部から -----
 町屋や会所などの個別具体的な建築空間から、寺院を中核とした複合的な「境内」空間、町屋等が連続して形成される「町」空間、輻輳する「境内」が形成する複合的な宗教都市領域、そいして都市全体に到るまで、空間は重層的かつ連続的に存在している。
 人間における身体が仮に都市における空間であるとすれば、空間的立場からの都市史は今後さらに多様な視点から推し進めるべき研究分野の一つである。
 21世紀の都市の行方はもはや予断を許されない状況にある。かけがえのない空間を歴史という時間軸のなかで蓄積してきた都市をどう評価し子孫に継承していくかが、研究者はもとより、都市に住まうごく普通の人間にとって喫緊の課題である。

国別の自然災害危険度 2004/09/06(月)

都内でも台風16号の35mもの強風、すぐ18号が九州上陸、昨晩は2回も大き目の地震があったり、日本は有数の災害国かな?と思い統計データを調べたら、UNDPが1980年から2000年の期間にわたる200カ国以上について調べたレポートが今年2月に出ていた。
 4つ災害種別ごとにrelative vulnerabilityランク(相対的危険度、被災者100万人あたりの死亡者数)があって、結論からすると、日本は、地震26位、台風33位【最下位】、洪水100位、旱魃【ランクなし】だって。うーん、もっともっと被害がたいへんな国がたくさんあるものですね!?
 確かに、米フロリダ州に上陸した大型ハリケーン「フランシス」の被害を聞くととても大変そうだ。〔同州過去最高の280万人に避難勧告が出されたほか、停電や広範囲の家屋損壊などで500万人以上に被害が出ている。同州は約三週間前にも、ハリケーン「チャーリー」の直撃を受けており、経済にも大きな影響が出るのは必至〕
防災レポート「災害リスクの軽減に向けて:開発に課せられた課題」、UNDP 2004年2月2日
Statistical Annex: Disaster Risk Index Tables - 249KB - 11 pages

出前自転車パンク修理 2004/09/04(土)

昨日いつものランニング・コースの千駄ヶ谷で、パンクした自転車の女性のところにバイクの修理屋さんがかけつけ路上で直していた。へー、こんな便利なサービスもあるのだ…と、つくづく感心!! 私なんぞ、パンクした時に携帯で修理屋さんを呼び出せるサービスが存在すること自体知らなかった。例:出前右衛門
 図書館の本の予約も、通販も、旅行・チケット予約ももう殆どパソコンからできてしまって便利であることは間違いないのだが、ときおり、こんなに便利すぎてよいものだろうか?と不安になる。一度便利な環境に慣れてしまうと、もう戻れない・・・

とんだとばっちり〜ツェッペリンNT号 2004/09/02(木)

6月中旬、ドイツを出発〔出航かしら?〕し、日本への飛来を楽しみにしていた大型飛行船の姿がないな…と思っていたら、ロシア空域がテロ騒ぎで飛行不許可になり、いったんドイツへ戻り、船便にまきかえるそうだ。13億円もするそうで、万博PRでもとがとれるのかしらね?? Yahooニュース
日本で初公開される、因縁の土浦がらみではつぎのようなトピックもあった。
----- 『ツェッペリン・カレー』で町おこし(東京新聞) -----
「カレーのまち」を目指す茨城県土浦市で「ツェッペリン・カレー」の試食会があったそう。75年前、飛行船「ツェッペリン伯号」をカレーでもてなした故事にちなんだものとか。
 記事では「食」を中心にしたまちづくりでにぎわった例として宇都宮のギョーザ、龍ケ崎のコロッケなど取り上げられていますが、土浦とカレーの組み合わせは知りませんでした。山本五十六ゆかりの海軍カレーもあるそう。根付くか注目ですね。

昨夜は月齢15.1の満月 2004/09/01(水)

 16号台風一過の夜中に、虫の音に誘われて起きだしてみると、冴え渡る空に満月がこうこうと照っていた。うーん、このところの出来事と何か関連が…、と思って考えたら、そう、台風被害の一つに大潮を重なった高潮があった。知識として、満月=大潮があるが、自分の体感認識として受容したのは新鮮だった。それにしても、わが日本は、自然災害の多い場所でウンザリですね。参考:月齢カレンダー

月曜日に開館している図書館 2004/08/30(月)

朝刊記事にあった音楽CD〔グレン・グールド/ゴールドベルグ変奏曲〕をちょっと聴いてみたかったが、今日は月曜日で近くの図書館は休みだし…。ところが、わが中野区では、月曜一斉休館を止めて、月or木休みにしたことを思い出し、東中野図書館へ赴き、そのCDを借り出すことができた。こんなときは、中野のシステムはなかなかよいものだ。せっかく聞いたものの、このバッハ曲は私にはあまりぴんとこなかった。Ref.Midiサイト

ポップオーバー 2004/08/29(日)

クッキー屋さん探偵"ハンナ・スウェンセン・シリーズ"の最新作を読んでいたら、とてもおいしそうな Popover というのが出てきた。シュー皮みたいな、イーストを使わないパンで、膨らむ原理はシフォンケーキと同じ、焼き上がりは中が空洞になるので、そこにとろとろクリームをつめて食べる…そうだ。 読んでいるとお腹がすくミステリだね (^o^)

Study"豊かな都市景観とは"B 松原隆一郎ほか『<景観>を再考する』青弓社2004 2004/08/27(金)

松原隆一郎さんは、豊かな景観形成のため具体的な行動を起こした好例として、真鶴町の条例をあげている。とても分かりやすく表現されているし、町民一人一人が、このような視点を共有していけば、住みやすくて美しい地域景観が保全されていくように思う。
----- 真鶴町まちづくり条例 「美の基準」----- http://www.manazuruinfo.jp/
第10条 町は、まちづくり計画に基づいて、自然環境、生活環境及び歴史的文化的環境を守り、かつ発展させるために、次の各号に掲げる美の原則に配慮するものとし、その基準については規則で定める。
 1) 場所:建築は場所を尊重し、風景を支配しないようにしなければならない。
 2) 格づけ:建築は私たちの場所の記憶を再現し、私たちの町を表現するものである。
 3) 尺度:すべての物の基準は人間である。建築はまず人間の大きさと調和した比率をもち、次に周囲の建物を尊重しなければならない。
 4) 調和:建築は青い海と輝く緑の自然に調和し、かつ町全体と調和しなければならない。
 5) 材料:建築は町の材料を活かして作らなければならない。
 6) 装飾と芸術:建築には装飾が必要であり、私たちは町に独自な装飾を作り出す。芸術は人の心を豊かにする。建築は芸術と一体化しなければならない。
 7) コミュニティ:建築は人々のコミュニティを守り育てるためにある。人々は建築に参加するべきであり、コミュニティを守り育てる権利と義務を有する。
 8) 眺め:建築は人々の眺めの中にあり、美しい眺めを育てるためにあらゆる努力をしなければならない。

Study"豊かな都市景観とは"A 松原隆一郎『失われた景観/戦後日本が築いたもの』PHP2002 2004/08/26(木)

----- 同書から -----
○…視界を遮る電線、けばけばしい看板、全国均質なロードサイドショップ群…生活圏における景観がこれほど貧しく醜い国もない。その荒廃こそ経済発展をすべてに優先させた戦後日本の姿ではないか。同時に、歴史・風土と断絶した景観は、人間から過去の記憶を抹殺し、「豊かさ」を奪ってきたのではないか。〔中扉の同書紹介文〕
○…清潔で新しくはあっても秩序のないことにかけて、これほど突出している景観をもつ国は世界に例をみない。そもそも、そうした感覚、つまり景観が荒廃しているという共通の認識ががないこと自体にについても絶望的な気分にさせられる。〔序章〕

Study"豊かな都市景観とは"@ 中村良夫『風景を創る/環境美学への道』NHK出版2004 2004/08/25(水)

標題に関する書籍を読んでいて、さわりをざっと書き抜き。以降同じ
 日本の風景作りの第一人者として、とくに都市部の風景についての大きな危機感を提示している。〔第7章 都市文化の基盤として〕では、WTO 1999年統計の外国人観光客受入数を引用して、一位のフランス 7300万人と比べ、36位の日本 440万人がいかに少ないか、それが、文化の多様性の尊重と相互交流や連帯へブレーキとなる、と述べていて大いに同感である。
----- 同書から -----
○…私たちの都市の錯乱ぶりはどうであろう。…ジグソーパズルをばらばらにしたような風景のカオスが、これもまたむき出したままに私たちの網膜につきささってくる。…人間は新しい自然観とひきかえに風景を手離したのであり、便利な生活の代償として都市の雅を売り渡したのである。…〔はじめに〕
○…すばらしい芸術を育ててきたその国の風土、つまり都市や国土の風景、あるいは料理やファッションなど人々の日々のなりわいなど、肌で感じる生活文化こそ、もっとも訴える力の大きな文化力ではないだろうか。観光客数の動向はその文化力を正直に反映している。…〔第7章〕

久しぶりのラン&スイム 2004/08/24(火)

野口みずきに刺激されて!?、というより合宿のときのBBQを食べ過ぎて3kgほど体重が増え、調整のため千駄ヶ谷までのランと東京都体育館室内プールで泳いだ。夏休みだけど、空いていてレーンで一人か二人ぐらいの込みようで泳ぎやすかった。
でもね、往路は5Kmぐらいをしっかりランして40分弱だったけど、帰りは疲れて殆ど歩きで55分ぐらい。なんだ、ランも歩きもあまり時間は変わらない!!

お薦めウェブサイト 2004/08/23(月)

地元の稲門会の仲間と房総・太東の山荘での部会合宿へ。勉強会では、各自の標題レポートを報告し合った。けっこう知らない世界があるものだ。そのレポートのまとめ
このようなURL紹介は、テキストで表記するが、メール上だと、そのままクリッカブルになって都合よいが、そのまま.txt とか.html にしてもリンク・タグが組み込まれていないとジャンプできない。簡単に変換できる方法が思いつかず、しこしことタグを埋め込んでようやく仕上げた。

迷い猫の探し方 2004/08/20(金)

ウチの息子宅の部屋ねこちゃんが失踪したというで気を揉んだ。ペット事情に詳しくないので、さっそく検索をかけてみると、どっどーと、迷い猫 探し方 と関連情報サイトがあるのに驚いた。それだけ迷ってしまうペットが多いということ、そして、探すためのノウハウ提供・情報交換はWebがぴったし…ということらしい。
幸い、失踪ねこちゃんは、夜中に発見・ご帰宅されたそうだ。

やはりマウスも便利だ 2004/08/19(木)

座右機ノートは外に持ち出す場合もあって、これまでマウスなしタッチパッド一本槍で使ってきて、とくに痛痒を感じなかった。ただ、Shockwaveゲーム「二角取り」では、マージャン牌の細かい選択をするのに指先の擦り方によっては、前後のページジャンプをしてしまい、せっかく詰めてきたゲームが何度かおじゃんになってしまうことがあった。
このタッチパッドの設定がややこしくて気に入ったように直せないので、やむなくLEDつき光学USBマウス〔新宿ソフマップ店頭軒下ジャンク品 970円〕を使い出したら、やはりどんぴしゃで使い勝手がよくなった。

アテネ五輪の選手遠征費用 2004/08/18(水)

日本選手も大活躍のオリンピックでの遠征費用は、JOCが出しているのかしらとふと気になって調べた。全部の種目かどうかは不明だが、下の例のようにフル支給するのは、メダル級だけで、他選手は自己負担〔個人スポンサーだろうが〕で結構厳しいものだね。

----- 日本女子レスリング ----- http://www.japan-wrestling.com/NEW02/662.htm
遠征費用につきましては、日本協会特別指定選手の浜口京子(72kg級、浜口ジム)、吉田沙保里(55kg級、中京女大)、伊調馨(63kg級、愛知・中京女大付高)、伊調千春(51kg級、中京女大)は全額協会負担、そのほかの優勝者は3分の1が自己負担、優勝者以外は全額自己負担とします。

富津館山道路の開通 2004/08/17(火)

昨日は千倉からの帰路に、今年5月開通した富津館山道路〔ほぼ館山〜富津市竹岡 約19.2Km〕を初めて使った。単車線だが、けっこう交通通量もあって内房ルートの渋滞緩和に役立っていそうだ。千倉から家まで、なんと2時間10分で着き、たいへん便利だった。

ミステリ・データベースの著作リストをリニューアル 2004/08/12(木)

作家名のアルファベット別に著作を整理していたが、なんせ、7年前の設計で統一性がほとんどなくなってしまった。6月からぼちぼち直し始めて、2ヶ月かかってようやくA-Zの更新を完了した。
記載テキストの置換えなどは、重宝して使っているSpeeeeedで一挙に直せるが、項目配置の手直しは、3000件もあるレコードごとに、セレクト&ムーブを繰り返し、もううんざり。サンプル;新リスト 旧リスト

ランダム・デジット・ダイヤリング 2004/08/11(水)

先月の参院選のときには、うちにも、RDD方式〔電話番号を乱数で発生させて、自動的にダイヤルし、調査する方法。日本でも電話帳未掲載の世帯が増加したことにより、無作為性を確保するために導入が進む〕によるという電話がかかってきた。こちらも物好きなので、真面目にプッシュして応えたが、あとになって考えるとコンピュータ相手にばかばかしかった。このごろNHKあたりでも、さも自慢げにRDDの調査結果です…なんて言っているけど、いい迷惑だね。

基本に忠実に 2004/08/10(火)

 千倉には東芝ノートを携えていき、お好みのゲーム「2角取り」をやっていた。帰京してLanにつなげ直すので、先週調子の悪かった内臓アンテナ設定をやり直そうと、今度はマニュアルを見ながら作業したら、なんのこともなく正常にAir Stationと交信できるようになった。やっぱりマニュアルって大事だな…

須賀敦子の本 2004/08/09(月)

この3日間、千倉に出かけて野良仕事の合間に須賀敦子さんの『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『トリエステの坂道』『時のかけらたち』を読んだ。20代の後半から40代の初めまで13年間過ごしたミラノでの人、街、文学との触れあいを静かに綴ったエッセイ、それも珠玉のような文章だったのには感動した。
読みたいな…と思い立って、まとめて借り出せる図書館の存在には、はかり知れない恩恵を受けている。今日は、光が丘図書館利用者の集会に出かけてきた。練馬のように、とても熱心で活力のある館員と利用者に支えられている図書館でも、民営化とか、施設配置の見直しの影が忍び寄ってきていて寂しいかぎりだ。

お札の番号の不思議 2004/08/05(木)

 先日訪ねた国立印刷局博物館で聞いたところ、千円札の番号は、アルファベット2桁、数字6桁、末尾アルファベット1桁であり、138億通りあるそう。帰ってから念のためしつこく計算してみるが、何度計算しても175億になってしまう。どうもすっきりせず、Webで調べたら、なーんだ、アルファベットで間違いやすい"O"と"I"は除いているそうで、へー!!だった。

トップページのリニューアル 2004/08/04(水)

 ジャンボジェットからの景色の背景画像はそろそろ飽きたので、思いついてシンプルなデザインにちょこっと変えてみた。
普段使っているYahooBBが、よく見たら容量が100MBに増えていた!! まあ容量を気にしなくてよい訳だけどそれほどは必要なさそう。今日は、暑さにめげず有明のビッグサイトなどへ自転車ででかけた。都の水の博物館とか、パナソニックのショールームなど楽しめる〔それもただで〕見所が多かった。

座右機の東芝ノートの調子悪い 2004/08/03(火)

しばらく使わなかった愛機の無線Lanが不調になった。もとの原因は、BaffaloのAirStationに時計エラーのウォーニングが出て、リセットしてしまい、設定のやり直しをし始めたらうんともすんとも言わなくなった。散々いじっていたらなんと、ルーター経由も不通になってしまいおおあせり。結局、一日かかって、ルーターとBaffaloの無線Lanカードを復旧させたが、東芝ノート本体の無線Lanは×状態。困ったものだね。

岩井では情報途絶 2004/08/02(月)

8日間ニュースから離れていて、戻ってから新聞の読み直しがたいへん。注目ネタは…
・7月16日に中野孝次さんが亡くなった、合掌 m(__)m
・トヨタから出た新車ポルテは、車椅子対応でとても進んでいそう
・パソコンを買うと、電源をいれただけでインターネットに接続できる通信電池なるものが出てきた。うーん、なかなかの商品企画だね。

松山巌さんの本 2004/08/01(日)

岩井には一週間もいたので、以前から興味のあった同氏〔芸大美術学部建築学科出身のライター〕の本3冊をもちこみじっくり読んだ。『路上の症候群』中央公論社2001年、『手の孤独、手の力』同2001年、『群集―機械のなかの難民』読売新聞社1996年、はそれぞれ、ぞっくとするほどうまいタイトルもさることなが、文化人類学ないし文化社会学的アプローチによる独自のクールな視点が面白かった。
 とくに、氏自身は住宅の個々の中身のデザインを重視せず、…住み手を街に住まわせるための契機、例えば、隣人と和ができるような仕掛けがある住いが大切だ…という意見が注目されたが、このところ関心をもっている<おもちゃ箱をひっくり返したような日本の家並みはなんとかならないものか?>に関連するような論調は見つからず残念だった。

お札と切手の博物館 2004/07/31(土)

31日は、中野稲門会の部会の幹事役で市ヶ谷近くの国立印刷局博物館へ仲間4名で訪ね、へー??へーと結構楽しんだ。そのさわりをいくつか…
・大蔵省印刷局〜財務省印刷局〜国立印刷局と変遷し、国内に4つの工場がある。お札以外にも、郵便切手〔記念切手の一部は民間会社でも印刷〕、国債、パスポート、官報、政府刊行物も製造している。
・国内に4工場あって、そのうち小田原では、お札の原紙の製造と印刷をあわせておこなう世界でも唯一の工場。技術の高さを買われて、外国のお札、切手も委託製造している。
・お札の原版〔銅版〕はひとつしかないが、残念ながら展示はされていなかった。印刷版は20枚すりで、検査員〔女性ばかり〕が全点目視検査する。印刷ミスがいくつか出るそうだが、その件数は公表していないそう。
・新渡戸稲造の5000円札には、地球の模様のなかにハワイのすかしが入っているそう。年内に新札になるので、国立印刷局と表記されているお札はレアものだそう。
・企画展「お札に描かれた動物たち」をやっていたり、紙すき制作コーナーがあったり、無料にもかかわらず展示・企画ともかなり充実。とくに、お札フロアの係りの婦人がビデオ映写とか展示説明とかを個別に熱心にやってくれてとても感激した。
p.s.市ヶ谷から市谷本村町の自衛隊の周りを登っていくが、博物館の手前に内閣衛星情報センター〔どうもスパイ衛星の本丸らしい??〕なんてやばそうなビルもあった。このあたりは、大日本印刷とか印刷業のメッカだけど、設置についてとくに関係はないそうだ。

臨海学園指導員を無事終える 2004/07/30(金)

初体験ながら、区内の若宮小、神明小、桃園小を受け持ち、なんとか無事に… (1)この歳になって初めて<せんせい、せんせい>と呼ばれ気恥ずかしかったこと、(2)水泳指導員を構成する、ライフセーバー・水泳部の学生、トライアスロンのスーパー・アスリート、教職がらみの実習生などさまざまな連中がサポートしていること、(3)学校ごとの先生・学童のキャラクターの違いが目立ったが、いずれにせよ子どもたちがかわいかったこと、(4)48年前ぐらいに私も同じ岩井臨海学園へ行ってから水泳好きになったので、同じような経験になってほしいもの。7月アルバム

さて今日から千葉・岩井へ 2004/07/22(木)

中野区は、区立小学校〔29校〕六年生全員が参加する臨海学園というユニークな夏季学校活動を行ってきている。私自身も昭和31年に参加した記憶があって、今回機会があって、3校の水泳指導員、見習いかな??、をやることになった。一度やってみたかったので、楽しみだ。29日までなのでこの<ひとりごと>もちょいとお休み。Ref.中野区の要綱

交通標語「運転中、メール一文字事故一生」 2004/07/21(水)

思い立って埼玉行田の「古代蓮の里」へ出かけて、古代蓮や世界各国の蓮花を楽しんだ。タイトルは、その公園に掲示されていた交通安全標語で、現代的でなかなかよい。
 夏休みに入ったといは言え、平日の午前中なので、ミドル・シニアの来園者が多く、面白い傾向が伺えた。一人で来てカメラとかスケッチしている男性が多いのに比べ、女性陣はグループで来てかしましいこと…(^0_0^)

お寒い日本の「観光立国」 2004/07/20(火)

マレーシアに出かけてみて、クアラルンプール空港の立派さ・広さ、島の空港整備、タックスフリーにするフリーポート化、ビーチ・リゾート施設整備など、かなりの積極的な政府主導開発が行われているのに驚いた。日本の「観光立国」はどうもぱっとしないだろうとは思っていたが、外国人旅行者受入数の各国〔アジア〕比較を見て愕然!!。
----- 国交省「観光白書 H16年版」 外国人旅行者受入れ(2002年受入者数:万人)-----
@中国    3,680
A香港    1,657
Bマレーシア 1,329
Cタイ    1,087
Dシンガポール 700
Eマカオ    657
F韓国     535
G日本     524
Hインドネシア 503
I台湾     273
----- 引用終わり http://www.mlit.go.jp/hakusyo/kankou-hakusyo/h16/kanko16_.html -----
なんと、日本はマレーシアの半分もいかないし、お隣り韓国にも負けている。
確かに物価高とかマイナス要因はあるのだろうけれど、伝統文化、京都、富士山、東京…などリソースはあるはずなので、もう少しなんとかならないものか。

ようやく帰国したものの 2004/07/19(月)

マレーシアも暑かったけど、屋外でも日陰に入れば気持ちよかった。やっぱり過密都市の東京は暑い!!! 今回は、Canonデジカメだけ使うつもりで〔ソニーを予備用に持参〕、128MBのSDカードで1024ピクセル、圧縮ノーマルで約750枚ぐらい撮った。リチュウムイオン・バッテリーは都合3回充電が必要だった。昨日から、しこしこアルバム整理をはじめ今日、なんとか32枚をホームページにアップ。まだ、ビーチ・リゾートぼけのせいか(^o^)、集中力不足でやけに時間がかかった。

FROM:成田Yahooカフェー 2004/07/11(日)

ランカウイへ出かけるため成田にきたが、待ち時間がたっぷりあるので、第2ターミナルの無料インターネット・カフェーのPCから入力。まだ夏のハイシーズンではないのに、出国ターミナルはどこも長蛇の列の混雑!! 使っているDellのB5ノートはコンパクトでなかなか使いよい。

クリティカルマップ 2004/07/10(土)

写真をやっている下の娘がWebサイトを開きたい というので手伝う。画像の指定した一部をクリックするとジャンプできるコマンドを多用しているが、なぜかWindowsではうまくいくのにMacではエラー。原因を探していたら、以前にもやった全く同じ勘違いだったことが判明。座標の原点は、画像の左上ではなく、左下だったのだ。つまり、WindowsのIEでは、間違ったスクリプトも正しく読み替えてくれる親切さがあり、一方、MacのIEでは、エラーはエラーと割り切っているんだ。Mac用の手ごろな〔要はフリーウェアで〕FTPソフトを探したけど、あの有名なFetch(シェアーウエア)の独占・独壇場のようで、Macユーザは殆ど選択の余地がない。困ったものだ。

マイナー本も一発検索 2004/07/9(金)

資料整理していたら昔の仕事について、実名入りで散々な書かれ方をした小説があったことを思い出した。高斎正著『小説ジャパン・カー・オブ・ザ・イヤー』研光新社1988、が入手できたらちょっと再読してみようと図書館の蔵書検索をかけてみる。
売り部数はごく僅かで、普通の図書館ではまず所蔵していなさそうだが、都図書館の都内公立40館横断検索で、日野市、杉並区、目黒区、墨田区の4館にあることが一瞬にして分かった。ホント凄い、便利な時代になったものだ。

米国ユーモア・コラムニストの見た日本 2004/07/8(木)

デイブ・バリー『デイブ・バリーの日本を笑う』集英社1994 を読んでいたら次のような文があった。とてもしつこく書いているけど、まあゾーニングについては、ほぼ正解でしょうね。
-------以下は引用---------
〔3.東京で迷子になる〕東京は醜い。まるで、反美化ミサイルを撃ちこまれたかのようだ。この街は、第二次世界大戦後、ほぼ全面的に再建されたのだが、不幸なことに、その時期が、建築史でいう“あらゆる建物を公営駐車場ビル風に(ただし、もっとよそよそしく)造ろう”運動の最盛期とぴったり重なってしまった。それに、周到な都市計画に基づいて街がつくられたわけでもない。人の住んでいるアパートのすぐ隣に工場があり、工場のすぐ隣にレストランがあり、レストランのすぐ隣に高架の線路があり、線路のすぐ隣に公園があり、公園のすぐ隣に倉庫があり、倉庫のすぐとなりに修道院があり、その隣にパチンコ屋があり、パチンコ屋のすぐ隣にオフィスビルがあり、その隣に神社があり、神社のすぐ隣に自販機があり、自販機のすぐ隣に墓地があり、墓地のすぐ隣に酒場があり、酒場のすぐ隣に学校があり、学校のすぐ隣にエロ漫画を売っている本屋があり、本屋のすぐ隣に高級デパートがあり、デパートのすぐ隣に病院があり、病院のすぐ隣に露店が出ていて、鯨ののどちんこんぽ薄切りとおぼしい海産物を売っている。なんとこれだけで〆て一区画なのだ。
 こんな街並みが、数十キロにわたって続いている。東京はやたらに広い。約1,500万人が住んでいて、ぼくの推測では、そのうち常に1,470万人が道に迷っている。
-------引用 終わり---------

景観を無視する広告の氾濫 2004/07/07(水)

路線バスの全面広告も視覚的に浅ましいきたないデザインのものばかりだ。今度は、横浜市バスは全座席カバーを広告スペースで売るそうだが、これも、ただ目立てばよいというものばかりになるのだろう。日本で、このようなデザインレス広告が当たり前になってしまった時期とか背景について考えてみたくなった。
たぶん、太平洋戦争後、街も経済もなすべてがゼロになって混乱し、急激な民主化とあいまって、落ち着いた街並みを守っていくというような悠長なことを言っていられなくなり、それが現在にもつながっているのだろう。今になってみれば、バブル崩壊までの目覚しい日本経済の伸張の「負の資産」の一局面だ。

街並みの景観が、もう少しなんとかならないものか 2004/07/06(火)

以前から気になっていて、また5月の英国旅行で痛切に感じた日本の、とくに都市エリアの惨憺たる景観!! さっそく船瀬俊介著『日本の風景を殺したのはだれだ!』が出版されていたので読んでみた。
地域になじまない京都駅ビルの無残、無能な建築家たち、看板の暴虐・色の暴力・形の混沌、一戸の家とも景観はを構成しており公共財産としての義務がある…などもっともな論調ではあった。著者はまず景観法の制定に期待しているようであったが、屋外広告物の規制は当然として、無用な交通標識を撤去するなど行政自体も「調和のとれた街並み」のための努力をしてほしい。

奇想天外だけど夢があるロボットカー開発 2004/07/05(月)

先週NHKスペシャルで放映したDARPA米国国防総省(高等研究計画局)主催のロボットカー・レースGrand Challenge 2004はとても興味深かった。
 要は、砂漠地帯で200キロ先の目的地に、外部からのアシストなしに自立的に到達できるロボットカーのレースであり、想像を絶する困難さにチャレンジする。工科系大学と防衛産業の15チームが予選を通過し本選に臨んだが、ベスト記録は7.4マイル…約12キロであっけなくリタイアだった。今年は100万ドルの賞金がかかっていて、来年には200万ドル賞金で第2回が開催される。こんな競い合う場を作って、そして、多分、ロボティックス・テクノロジーをどんどん進展させてしまうアメリカの凄さを今更ながら感じる。

札幌サマータイム実験は意味あるのかしら? 2004/07/03(土)

夏場になるとどこかのセクターが裏で仕掛けをやるようで、この7月一ヶ月間だけ、希望企業(それも希望従業員だけのようだ)で行う中途半端な実験も安易さの点で困ったもの。 ⇒関連ニュース
 省エネルギーには殆どならないことは浸透してきているようで、あまり地球温暖化防止までは効果項目にあげていないだけ進歩したと言える。経済効果を1000億としてアピールしているけど、北海道全体でかつ4月から9月まで2時間ずらす…という、とんでもない算定根拠はぼやかしている。サマータイムだけで儲かるなら、サマータイム実施国はみな景気がいいんですかね?

ソニー・ネットワークウォークマン 2004/07/02(金)

ソニーとしては珍しく後追い発売になるハードディスク内蔵ポータブルオーディオプレーヤー〔いわゆるポータブル・ジュークボックス〕は、最軽量というだけあって、たった110gだ。
アップルのiPodとか、私のiRiverは160gもある。音楽データを一旦PCに格納してからプレーヤー転送するiPodと同じ面倒くささがある。iRiver〔つくづく恥ずかしくなるようなネーミングですね〕は、CDプレーヤーからダイレクトにデジタル録音できる点でアドバンテージがある。

座右機トラブル 2004/07/01(木)

ここ数日Toshibaポーテージ・ノートのワイヤレスLANが急に繋がらなくなった。AirStaionのリセットやファームウェアを更新したり、ワイヤレスLANのドライバーを確認したりおおあせり…。結局、ノートブック躯体にあるいじったことのない、それも小さなワイヤレスLANスイッチがOFFになっていることにハタッ!!と気づいた。なんかの拍子に動いてしまっただけのことで、がっくり(@_@) こんな無用なスイッチはやめてほしいね。
ミステリ・データベースの大掛かりな改造に着手したり、下の娘から頼まれたWebコンテンツHTML作成など、なんか久しぶりにPCにかじりついた一日だった。

近辺でのみっけもの 2004/06/30(水)

久しぶりの雨が降ったあとは、晴れてけっこう風も強い。それにしても梅雨らしくないね。
東中野駅のそばを通ったら、日本閣の再開発建築計画が表示されていた。なんと、33階、高さ120メートルのマンションになるらしい。多分、中野区内で一番高い建物になるのでは?今の駐車場のところに結婚式場を作り直すようだ。 坂上交差点のビルでは、例の大型回転ドアの付け替え工事が続いている。しばらく前に住友ビル工事が終わり、今度はサンブライトツインの工事が始まった。回転ドアがらみ工事で、多少は、景気にプラスになるかしら?

ぜいたくな晴耕雨読 2004/06/29(火)

この時節は、野菜種まきのための土づくり、野菜の収穫と雑草刈り、樹木の剪定、サフィニア・デージーなどの花がら摘み、屋上緑化畑の肥料撒きとメンテナンスなど、ファーム仕事が際限なくある。ただし、雨が降ればなし、暑すぎればなし、風が強いと土づくりはなし…と、なかなか条件が難しい。まあ、時間にゆとりがあるのが贅沢だ。

ライフセービング 2004/06/28(月)

昨日は7月の中野区小学校の臨海学園水泳指導員をやるための泳力検定と講習を受けた。ライフセービングのコンセプトは、NO Resucue 《救うことより守ること》だそうで、言われて見ればナットク。日赤の水上救助員の講習も受け資格ももっているけど、こちらはもっぱら溺れている人の救助と心肺蘇生ばかりだった。
 やはりスポーツ性もあるし、かっこうの良さでライフセービングのほうがずっとトレンディだ。

多数ファイルの一斉書換え 2004/06/26(土)

 ミステリのなかのクルマ・シーン紹介データベースに、以前から手直ししたいところがあった。ただし、作家別で170ファイルもあり1ファイルごとにエディターで直すのは大変な手間。そこで、簡単に一斉置換できるソフトを探したら フリーソフトでSpeeeeed というのが見つかりさっそく試用したらばっちりでした。便利なソフトがあって大助かり (^o^)

駅はこわい 2004/06/25(金)

歯医者さんの用とワセダ広報の皆さんからリタイア祝いの会があって、早稲田へ。普段はほとんどバイクで行き来しているのだが雨模様のため、メトロ〔呼び名がきざったらしいね〕を使う。昨今は、渋谷とか田園調布で物騒な事件が続いていて、どうも駅はおっかない。人出の多いところほうがヤバイ、というのも変だ。

電動チェーンソー 2004/06/24(木)
 中野区はいよいよ見てくれだけの基本構想10ヵ年計画を提示することになり、図書館の統廃合問題も待ったなし。7/24に「中野の地域図書館を守るつどい」を開催することになり、ちらし・ポスター案を制作中。庭のびわの木が8メートルぐらいになり茂りすぎなので、思い切って伐採。今春装備した、電動チェーンソーがあるので切るのは、あっという間だが、後片付けがタイヘン>もっぱらかみさんに押し付けたけど

あれも嫌い・これも好き 2004/06/23(水)

絵本作家佐野洋子のエッセイがとても面白い。昨年筑摩からでた「神も仏もありませぬ」に惹かれて、標題〔朝日新聞 2000年〕も読んだ。彼女の、発想の自由さ・ユニークさ、ずうずうしいけど憎めないあっけらかんとしたところ、おおらかさがよく伝わる。こんな佐野流の生き方をしてみたいものだ。彼女がファンだという森茉莉〔マリは漢字変換でちゃんと出てくる(@_@)〕、河合隼雄のものも読んでみたいな。

高度100キロの有人宇宙飛行 2004/06/22(火)

まさに台風一過のド晴天にめげないように、千駄ヶ谷までRun & Swimをこなす。今日は民間開発のSpaceShipOneの快挙があった。たいへん魅力的な開発会社Scaled Composites, LLCの成果だけど、機体をみると、ちゃっちいというか、おもちゃっぽいな。トヨタで航空ビジネス開発をずっとしてきたYさんから、久しぶりにメールがあった。

ライブカメラ・サイト 2004/06/21(月)

梅雨台風6号の風雨が強くなってきた。こんなときは、ライブカメラで各地の今の様子がわかる。定番中の定番といわれる、鎌倉材木座などでは、こんなやばい天候なのに出廷しているサーフィンやウィンド・サーフィンが見つかり、ひとごとながら心配になったりする。このカメラは多大なアクセスがあるらしく、すぐディスコネクトされてしまうのが玉に瑕。
横浜ベイサイド・マリーナは、現在の風速・風向まで表示してくれる。

スパイウェア 2004/06/19(土)

 今日の朝日新聞Beに紹介されていたスパイウェア検出・削除ソフトをしばらく前から使っている。Ad-awareという駆除ソフトでは、ここ一か月ぐらいで120ものスパイウェアを検出した。一週間に一度ぐらいチェックしたほうがよさそうだ。チェック直後別の駆除ソフト Spybotを稼動させるとまたすぐ見つかる。困ったものだ。

お好みテレビ番組 2004/06/18(金)

 録画セットしておいて時間あるときに楽しむ番組が現在は3っある。はやりのDVDレコーダーもほしいかな?とも思うけど、今のところはVHSで足りている。
NHK教育 人間講座 毎週月・火・水
TBS 世界遺産 毎週日曜
TVK 新車情報 毎週日曜

グーグル1GB『Gメール』 2004/06/17(木)

近くアメリカでサービス開始される無料メールサービスのファイル容量はなんと1GBだそうだが、なんでそこまでやるのか、その意図がわからなかった。
そこでニュースを調べてみたら、《メールの本文をスキャンして、内容に合わせた広告を末尾などに表示することで、無料を実現する。しかし、スキャンの過程でプライバシーが侵害される恐れがあるとして、リズ・フィゲロア議員(民主党)が規制法案を提出していた》だって。やはりただほど恐ろしいものはないね。

初めての書斎 2004/06/16(水)

 リタイアライフ・デザインの第一歩は、やはり男たるもの自分の城を作らねばと、一部屋を確保して書棚、机を用意。加えて、ネットワークされたパソコンも必要かな?と無線LANで試したが、現在のアンテナ位置では感度不良。やむなく20MのLANケーブルを建物の周りに這わせて直結。ただし今までのところ、新しい部屋にはまだ慣れず、PCも専ら娘たちが活用していて、どうも書斎じゃなくて資料センター風だ。

生活費が世界一高い東京 2004/06/15(火)

Mercer Human Resource Consultingの調査〔下記〕によると、生活費という点では確かに暮らしにくい。ただし、ロンドンあたりと比較すると、車なしで都市内の生活ができる点とか、治安という点を加味すると総合的な暮らしやすさでは少なくともロンドンよりはマシのような気がする。
 昨日ラン&スイムで千駄ヶ谷まで走っていたとき、代々木〜千駄ヶ谷あたりの通り、たくさんのダークスーツのビジネスマン/レディに行き会う。電車・バスのサービス性がよいからでしょうね。
----- Original Message -----
東京トップ、大阪4位 世界の生活費が高い都市(共同通信)
 【ロンドン14日AP=共同】世界で最も生活費が高い都市は東京、2位はロンドン、大阪は4位−−。米国の調査会社が14日発表した、生活費が高い都市ランキングで、東京が昨年に続き「世界一」の座を維持した。
 マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングは世界144の都市を対象に、外国人が暮らす上での生活費を比較調査。最近のユーロ高、アジア通貨高を反映して、欧州、アジアの都市が上位を占める一方、ドル安の恩恵で米国の都市は10位以内に入らなかった。
 このほか上位に入ったアジアの都市は香港(5位)、ソウル(7位)、北京(11位)。欧州の都市はジュネーブ(6位)、コペンハーゲン(8位)、チューリヒ(9位)。ロシアのモスクワ(3位)とサンクトペテルブルク(10位)も上位を占めた。

水夢王国 2004/06/13(日)

 東京体育館プールの使用料が値上げになるは困ったものだね…と他のプール料金を調べていたら標題サイトに出会いました。さっそく、料金引き上げはいかがなもの?と連絡をとったら同サイトを主宰するFさんから丁寧なお便りをいただきました。応援したいですね。
----- Original Message -----
“水夢王国” は、単に泳ぐだけのための屋内プールだけにとどまらず、家族で、お年寄りでも老若男女を問わずに、スポーツに、身体作りに、シェイプアップに、リハビリに、老化防止に、と様々な使い方が考えられる市民のスポーツ施設である屋内プールをもっと建設してほしいなあと思っています。
 これほど年齢、男女を問わずたくさんの人々にさまざまな用途の「健康維持施設」として手軽に楽しめる施設はないのではないでしょうか。
 公共投資をするのなら、こういった施設にこそお金をかけることが、生活者の大きなニーズに応えることであり、町がいきいき、元気になる源にもなりえると思っています。
そのために、今後“水夢王国”は
●全国の屋内プールをすべて網羅して、各自治体単位のプール普及度を住民一人当りのプール面積を割り出して掲載し、
●住民のための健康福祉の点でのランキングを作って掲載して、
●少しは建設促進の動機付けにしたい。
という大それたことを考えているんです。
 その日を夢見て、水夢王国“国王”は今日も、ハードな仕事で深夜帰宅にも、出張で疲れた身体にもむち打って、“王妃”(愚妻)のあきれ顔をよそ目に更新を続けております。 (;^_^A  〔了〕

デジカメphotoの楽しみ方 2004/06/12(土)

 CanonIXY30aの調子もよく、この頃やたらに写真を撮る。イギリスではざっと1200枚、花菖蒲を訪ねた今日は100枚ぐらい。楽しみ方は、PCにコピーしておいて、スライドショーのオートプレイをしておくのが一番だ。XPなら標準のスクリーンセーバー/マイピクチャースライドショーが優れている。XP以外では、JTrim、IrfanView、ExifViewerなど画像用ソフトにバンドルされているスライドショーで充分な機能がある。どれもファイル名順かランダムプレイかの指定、切替秒数の指定など可能だ。

続々>イギリス流 vocabulary 2004/06/11(金)

 前出『うわさ上手なイギリス人』には、近所の人との井戸端会議や新聞に出てくる日常用語が紹介さていて、かの国の暮らしぶりが伺え楽しい。それにしても、イギリスの男は分が悪そうだ。

〔 Chitchat over an English Fence 〕同書のタイトル、井戸端はないので垣根越しのうわさ話し
〔 divorcee 〕4割もの離婚率だと、まわりがバツイチばかりなのは普通かな
〔 unwelcome homecomer 〕親の家に舞い戻る<招かざる帰省者>
〔 spinster 〕元気で独立心の強い<いかず後家>
〔 English eccentric 〕エクセントリックな男やもめが多く、またそれが自慢
〔 winp 〕イギリス男性は他国からは<陰気で文句ばかりたれている情けないやつ>と評判がよくない
〔 gullible 〕だまされやすい人
〔 go-getter 〕やる気満々の野心家
〔 nosy 〕すぎ首を突っ込んでくる人
〔 busybody 〕でしゃばり
〔 vulger 〕下品、趣味の悪い人
〔 obsessive 〕こだわる人、しつこい人
〔 worrier 〕心配性の人
〔 carefree 〕天真爛漫
〔 unambitious 〕庶民階級には<大志をいだかない、野心をもたない、分を越えた成功は望まない、気楽な生き方>の人がけっこう多いそうだ
〔 intellectual snob 〕オックスフォード大やケンブリッジ大学出がエセックス大をバカにする知的スノッブ
〔 gastronomic snob 〕みんなが飲んでいる安いワインを断って自分だけ高いワインを注文する食スノッブ
〔 dandy at heart 〕粋な人
〔 sunday trade 〕1994年になって店舗の日曜営業ができるようになった。キリスト教の休息日として日曜営業反対の活動をしている人もいる。
〔 kiss & hug 〕他のヨーロッパ諸国ほどではないが<あいさつがわりの、抱き合って頬にキス>も習慣としてある
〔 table setting 〕アフタヌーン・ティーのための厳格な形式にこだわる
〔 son-in-law 〕いつも損する娘むこ
〔 godmother 〕子どもが生まれると親以外の保護者、相談役をつける。
〔 daddy's partner 〕離婚したカップルの子どもの面倒をみる父親の恋人
〔 school run 〕母親が車で子どもの通学の送り迎え。ロンドン郊外ではこの送り迎えが必須
〔 nana 〕幼い孫がgrandmotherをよぶ呼称
〔 mother-in-law 〕他人の<姑>はよく見える

続>イギリス流って 2004/06/10(木)

 ゆとりと伝統ある暮らしぶり…と同じ島国ながら、憧れが先行してしまうイギリスについてもう少し知っておこうと手にとった3冊は、へーそうだったの(^_^)、やっぱりネー(@_@)、など感心する点が多かったこと!!
『うわさ上手なイギリス人』 緑ゆうこ /ベストセラ−ズ 2003/11
『イギリス人は「建前」がお得意』 緑ゆうこ /紀伊国屋書店 2002/12
『イギリス人は「理想」がお好き』 緑ゆうこ /紀伊国屋書店 2002/03

○すべてに優先するものは「まっとうな独立家屋」に住むこと。衣食住なんてコトバは存在せず、住住住だそうだ。離婚して住む家がなくなった男性が親のところに居候するなど、恥ずかしくて世間に顔向けできない。※シングルマザーには、国が住宅を用意してくれる。
夏の短期間をのぞくと一年中日照時間が短いため、ガーデニングには適さず、前庭をきれいにしておくのは、人を呼んだときみっともなくないようにしているか、家を転売するするとき有利にするため。
○次に大切なものは「子ども」。子育てについてのあらゆる支援策が国をあげて展開されている。ただ、ゆとり創造的教育がおちこぼれ、いじめ、不登校など弊害〔日本など比較にならないほどささましいそう〕をもたらし、読み書き計算の詰め込み教育に回帰している。
○ユーロ通貨はいらない。その真意は、気品に満ちた女王が統治する素晴らしい国ブリテンは、そこいらの野蛮なヨーロッパ諸国と一緒にしてほしくない・・・
○〔ポテト〕チップスがなければ食事したことにならない。イタリアンでもインド・中華料理にも付け合せはチップス、さすがアッパーミドル以上はそんな英国庶民階級が恥ずかしいと思っている。
○いつも損する娘ムコ。嫁入りではなく今でも主流は婿入り、結婚式費用のほとんどは、お嫁さんの親が出すので、一生姑に文句をいわれっぱなし。
○その境界があいまいになってきたとは言え、やはりアッパー/ミドル/ワーキングの階級ごとの生活スタイルの違いが健在だ。いける学校・大学、読む新聞、喋り方など全く異なるし、とくに、労働者階級は、労働者階級の出身であることにやたらと誇りを持ち、中流階級的価値観を強く蔑視する傾向が今でも強い。
●つくづくながらモンスーン気候帯で一億総中流のわがアバウトな日本の生活もなかなかよいかも?!?

東京体育館の使用料 2004/06/09(水)

 体がなまってはいけないと思い、だいぶ久しぶり〔うーん、四年ぶりぐらいか、肩の調子がよくなくて中断していた〕に自宅から千駄ヶ谷の都プールまでのラン&スイムをやった。
MapFanのルート計算では片道4.7キロで、25分ぐらいのペースだったので走りはまずまず。だが、クロールだと100mでもう肩が痛くて手が上がらなくなる按配であせった。とりあえず無理せずクロールと平を交互に500mばかりで切り上げ。7月には、中野区小学生の臨海学校〔千葉の岩井〕で水泳指導をやることになっており、それまでには調整をしておかなくては…
 東京体育館プール使用料は現在の450円から、7月以降は600円に値上げになるそう。大人料金になってしまう高校生とかには、ちょいと高すぎるように思う (^_^)

晴耕雨読 2004/06/08(火)

 毎日出勤をしなくてよくなって、まだ一週間ばかり。当面の生活パターンは、午前中は溜まっていた資料の片付けとかデスクワーク、午後は、マイファームの手入れとか、お出かけ・トレーニングなど…
なにしろ仕事のメールから開放された気分は最高だ。今月から新しいメールアドレスだし、Web上でもスパムされないようにしっかり防御している〔暗号化して表示〕ので、今のところはウィルス・フリーといった按配です。

イギリス流って…〔旅の印象〕 2004/05/29(土)

・スコットランド〜イングランドを全周して、道路から羊の放牧地がほとんど何時も見えていた!! 羊の頭数は世界6位だそうな。
・それもそのはずで、なだらかな丘陵ばかりで(山がない!! 最も高い山で1300m)農地は日本の4倍にもなり牧羊あたりが一番適している。農業用地の比率〔英 76% 日 13%〕と森林の比率〔英 11% 日 67% 〕は日英で逆転。数字で語る英国 イギリス概況
・カントリーサイドが美しいのは当然として、市街も石造りか石造り風の建物で統一された街並みが素晴らしい。景観を守るという意識が共有されているのでしょうね。それと、屋外広告というものをほとんど見かけない。
・ロンドン中心部は、けっこう単車線街路が多く、例のロンドンタクシーと2階建てバスばかりがひしめきあっていた。中心エリアのロードプライシング制が導入されていても、混雑はすざましい。
・雨とか霧が多いせいか、自転車・バイクは少ない。
・一般家庭も訪ねたが、家具が少なくすっきりしている上に、もう徹底的に磨き上げられた屋内外に唖然。よほどきれい好き多そうだ。それに主婦が主導権を握っているようで、旦那は文句が言えない。女性の自立が進んでいて、離婚率は47%と、シングルマザーが多い。
・大英博物館とか、ナショナル・ギャラリーは入場無料。観光客ばかりではなく、小中学校生徒(ヨーロッパ各国)がたくさん勉強しにきていた。ナショナルギャラリーのパンフには、<所蔵する作品は公共のもの>と明確に謳われ、文化に手厚い姿勢はわが国より数段上だ。
The National Gallery houses the national collection of Western European painting - more than 2,300 pictures from about 1250 to 1900. These pictures belong to the public and entrance to see them is free.
・フィッシュアンドチップスをはじめいろんなレストラン食をたべた。しかし魚・ビーフ・ポーク・チキンなどは違っても、つけあわせは必ず人参、グリーンピース、ポテトと判を押したように同じで辟易とした。イギリス人は、食べ物、着る物にはあまり凝らないと何回も聞かされた。

署名が簡単になったこと 2004/05/28(金)

今日知人のみなさんに出したメールです。メアドは、当サイトのトップにあります。
-----Original Message-----
ご無沙汰しております。
5月末をもってぶじ早稲田大学を卒業し<夢のリタイア生活>に移行します。
 それに伴いメールアドレスが、変わりますので、よろしくどうぞ。
これまでのおつきあいへのお礼かたがた、ご挨拶まで
伊藤 毅
--
●"
/□  Takeshi Itoh (^^)/
◎ < ◎

もじりのうまさ 2004/04/20(火)

人気のユーモア・ミステリー作家ジル・チャーチルの本の題名がとてもしゃれている。
原書名のもじりも面白いが、邦訳もけっこう気張っている。
上段:邦題・原書名 /下段:もじりの元題名・邦題・作者
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ゴミと罰 Grime and Punishment
     CRIME AND PUNISHMENT 罪と罰〔ドストエフスキー〕
毛糸よさらば A Farewell to Yarns
       A Farewell to Arms 武器よさらば〔ヘミングウェイ〕
死の拙文 A Quiche before Dying
     A KISS BEFORE DYING 死の接吻〔アイラ・レヴィン〕
クラスの動物園 The Class Menagerie
        The Glass Menagerie  ガラスの動物園〔テネシー・ウィリアムズ〕
忘れじの包丁 A Knife to Remember
       The Night to Remember SOSタイタニック〔ウィノカー〕
地上より賭場に From Here to Paterity
        FROM HERE TO ETERNITY 地上より永遠に〔ジェームズ・ジョーンズ〕
豚たちの沈黙 SILENCE OF THE HAMS
       THE SILENCE OF THE LAMBS 羊たちの沈黙〔トマス・ハリス〕
エンドウと平和 War and Peas
        War and Peace 戦争と平和〔トルストイ〕

ゲーム「二角取り」攻略法はないの? 2004/04/15(木)

このごろ、楽しむ?というより、苦労しつつ取り組んでいるが二角取りだ。単に3本のパスで結べる同じ牌をつぶしていって全部クリアさせるという単純なゲームなのだが、これがなかなか詰めきらずに、手詰まりになるのが半分ぐらい〔もちろん初級ステージなのだが (-_-メ)〕。けっこう集中力が必要で、先に5回クリアできたら勝ちとしてプレイするともうへとへと。この手詰まり率を下げる攻略法ってないものかね。

新もの好き、いざCOREDO日本橋へ 2004/04/12(月)

昨日は、初夏を想わせるような陽気に誘われてペダルをこいで日本橋へ。COREDO
○日本橋再開発のかわきりという大役の割には、フロア・スペースが狭く規模は期待したほどではなかった。
○アブナイ自動回転ドアこそなかったが、雑貨ショップのセレンディピティとか、ガレージでは、通路の真中に柱とか、仕切りが透明だったり鏡になっていたり、多分一日何人もぶち当たっているのでは。人を円滑に流すようなデザイン・レイアウトになっていないのが不思議。
○別棟のアネックスの広場はゆとりがあってよかった。屋上までのびる2層分の外階段があって、つい登ってみたくさせられる。しかし、登っても、小さな庭園があるだけで期待はずれだったね。
○帰路立ち寄った国会議事堂前の憲政記念公園のつつじ、八重桜が満開で素晴らしかった。

不要メールのおまじない 2004/04/07(水)

昨今の集中豪雨的なウィルス関連メールには参る。幸い直接被害の経験はないが、メールサーバ管理者の方々はひやひやものだろう。事務用のMLにも加わっているので、時間当たり10通とか、20通の要らないメールが着信する。
 大別すると、私へのメールでウィルスを無毒化しましたというお知らせ、および、身に覚えのない方へ送った詐称メールが届かないか、ウィルスが入ってましたという警告になる。下は、専用フォルダーへ飛ばして一括削除するためのタイトル・フィルター・キーワードの主なもの。設定数が限られているので、最新のものにマニュアル更新しているが、ざっと8割ぐらいは、うまいこと除外してくれるお呪いだ。
deliver‖re: hi‖cellpadding‖copyright‖status‖patch‖password‖file fail‖detail‖virus‖error‖thanks‖hello‖Re: Your

明窓浄机〔めいそうじょうき〕 2004/04/06(火)

今年の桜は、いい按配に長持ちしている。事務所から眺めると、染井吉野の薄ピンクの花が窓いっぱいにひろがって見える。ちょうどタイトルの言葉が思い出された。意味>明るい窓と清い机、書斎の清潔なさま。 出典>欧陽修「試筆」

菜種梅雨 2004/03/25(木)

今週の天気は、まさに「春に三日の晴れなし」。なたねづゆ…なんかはとっても風情ある情趣豊かな言い回しですね。
そんな都合で、普段はほとんど乗らない地下鉄を利用したりすると、「特別警戒実施中です」といったアナウンスが流れ、昨今の物騒さがひしひしと伝わるなぁ。
春眠暁を覚えず 2004/03/22(月)

もともと熟睡タイプだったが、最近あみ出した〔完睡〕方法…
@就寝前の長湯:ぬる目のお湯に、HDDジュークボックスを持ち込み音楽を聴きながら25-30分つかる
A寝床で、腹筋と腕立てふせをそれぞれ20本ほど
B仕上げとして、耳栓をする

不要なイメージツールバー 2004/03/12(金)

IEで表示された画像にマウスがかかると、保存/プリント/メールのアイコンが勝手にでてきて大いに目障りだった。これって不要機能のトップと思うけど、なんという名称のもんもか分からずHelpで探しようもなく、恥をしのんでプロに聞いたら「イメージツールバー」というそう。
な〜んだ、簡単に非表示に設定できるのだ!! まさに未知無限だね。
 先日、稲門会の先輩の不調なVaioのレスキューに出かけたが、Windows2000がとっちらかって、動作がもう極端に遅い。私の知識ではなんとも手も足もでず。当の先輩は、そんなときコンセントから電源を抜いてしまうそう、もうひやひやもの。PC本体のスイッチ長押し方法をお教えしました。このようなinfoも縁がなければ、未知無限の代表かも。

PCシステムリセット>生まれかわりって気持ちいい 2004/03/11(木)

 私のお気に入りToshibaノート"Portege"〔日本語読みポーテージ、Dynabook商標が米国で使えないので、替りのシリーズ名〕の調子がいまいちで、ディスク・クリーンを思いつき、ちょんと、気楽にクリックしたところ…うっうぅ…なぜかハングアップ。 いやーな予感が的中して、再起動は当然として、セーフモード立ち上げも×、以前の正常起動時復旧も×。
 PCごときにオーバーだが、意を決して!復元CDから初めてWindows2000の再インストールを決行。幸いにも、予想に反して、なんということもなく30分ぐらいでWin2000の設定と、ワイヤレスLAN設定も無事完了。生まれたまんま、といういか、サクサクまっさら画面は、とっても気持ちいい。システム復元が病みつきになりそう。
 この座右マシンは、メールとWeb閲覧専用機として極力手を加えない方針なので、2000のWindowsUpdate、IEブックマークインポートを済ませ、最低限構成のMSword、テキストエディターTeraPad、画像ハンドリングIrfanViewだけインストール。また何時壊れても心配ないぞ!!

沈丁花ウォーク 2004/03/01(月)

 28日が最終日だった日本橋三越「百歳の顔 100人写真展」を訪ねる。一様に皆さん穏やかな顔つきだったので、やはり心の満足とか平穏さが長寿にプラスになるのだろう。
 春のような陽気に浮かれたわけではないのだが、日本橋から中野坂上まで山手線徒歩横断を試みる。丸の内から皇居の東御苑(河津桜、サンシュユが咲いていた)をぬけ、四谷から新宿、そして青梅街道へ歩き、ざっと2時間ほど。歩道沿いに多く植えられている沈丁花の香りをたくさん楽しんだ。

ガーラ湯沢初体験 2004/02/28(土)

先週も訪ねたがJR東日本が大売出しのガーラには寄れなかったので、昨日、日帰りで再挑戦。
・上越新幹線横付けスキー場らしく大変便利で、金曜にもかかわず結構な入りこみ。若い女性が6割ぐらい、それとボーダーが8割ぐらいで多分日本一の比率では? その次が、私のようなファンスキーで、ストック&スキーはごく僅か。
・たっぷり新雪が積もり、絶妙のエッジングが楽しめたけど、久しぶりにタフなぼこぼこバーンだった。南エリアへおりる280万ダラー(変な名前のコースだね)はまったく未整備、腰まで埋もれる深雪で辟易。
・今回は、なんとリフト代こみ日帰り往復3、900円の格安スキーバスを利用。うーん、これでよく商売が成り立つものだ。

陪審員コンサルタント 2004/02/26(木)

 25日のウチのシネマイブニングは新宿「ニューオーリンズ・トライアル」へ。銃器製造業界を相手にした訴訟事件で、有利な陪審員をえらぶためのコンサルタントがいて、さらに陪審員へさまざまな工作をするビジネスがあるんだ!! ジーン・ハックマンとダスティン・ホフマンが好演だったし、とくに業界側の悪辣コンサルタント役のハックマンが渋かった。 Runaway Jury
○原作のジョン・グリシャム『陪審評決』は、なんとタイトル"THE RUNAWAY JURY"は同じだが、被告側がタバコ会社とまるで違う舞台設定なのだ。
○「陪審員コンサルタント」で検索すると約50件がヒットし、そのほとんど全てがこの映画についてのもの、つまり、日本でこの用語を生み出した貴重なシネマであるとも言える。
○劇場は[新宿文化シネマ4」だったが、席数60ばかりのこじんまりしたところで、なんと満席。最前列でのけぞっての鑑賞!!となりました。足元そばの大スピーカーからの音響が大迫力でした。

幻のYuzawaウィンターリゾート/上越新幹線が運んできたのはバブルだった 2004/02/23(月)

 国内で最大級のゲレンデ密集エリアへ初めて出かけた。東京駅からCD一枚を聴くうちの時間で着いてしまう便利さ・らくちんさは凄いし、それに約12のスキー場がお好みで選び放題…とくる。これだけ優位な立地条件をもつスキーゾーンは世界にも稀だろうし、加えて、マスタープラン不在のままあれだけリゾートマンションが乱立してしまった地域も珍しい。
 素人ながら、多少の土地利用ゾーニングと、アウトレットを含むショッピング・フードゾーンなどが整備されていたら、ウィスラーやバンフに負けない街になったのでは、と思う。

Did you ever hear the Story of the Fisher King? 2004/02/10(火)

昨夜見たBSシネマ“フィッシャー・キング”(1991年・米)のキーワードになる言葉。以下に引用している"復活をおこなう聖杯"をもじっているのだが、主人公と、その失言から無差別殺人で殺された妻の夫とが最後は仲良くハッピーエンドとなる安易な結末だった。アーサー王の『聖杯探求』物語などを当たってみたが、映画の方はかなりいいかげんなストーリーだね。
今日の昼は、まだ食べたことがなく、かつラストチャンスかもしれない牛丼文化(吉野屋)を味わいに…我ながらミーハーだった!! 想像したよりさっぱり味であったが、並盛りでもご飯の量が多くて食べきるのにタイヘン。常連さんは、みな卵付きを頼んでいた。

<聖書の聖杯> 聖杯(the Grail,the Holy Grail)
 新約聖書の中で、主の晩餐の際イエスは杯を指し「人のために流される私の血、契約の血である」と十二使徒に向かって言い、またその後ゲツセマネでは怖れに苦しみながら「この杯をわたしから取りのけてください」と神に祈っている。
 ここで杯は、神の子であり人の子であるイエスの死によってなされる契約の象徴とされているわけだ。つまり、一般に理解される、イエスの犠牲によって人々の罪が許されるという部分を指していると言える。
 そして実在するかどうかもわからない杯自体は、その後様々な聖性を加えられていき、復活、再生、不死、豊饒などの奇跡をおこすとされるようになっていく。

東京で最も晴れやすいのは1月6日 2004/02/05(木)

気象庁元予報官の方が120年分をひたすら集計し続け得られたレポートだそう。asahi.com 私の誕生日だったので、嬉しいというほどではないが、おめでたいことではある。
閑話続題〜この冬場は、酷くはないが肩こりに悩まされてきた。そこで図書館からストレッチと筋トレの本を10冊ほど借りて読破! 結果、道具なしで続けられそうなトレーニングが、腹筋シットアップ、プッシュアップ(腕立て伏せ)、肩と肩甲骨のストレッチを起床と就寝時にやりだしたら、もうほとんど良くなってきた。参考:筋トレ・シミュレーション

9000マイルの約束 2004/01/29(木)

昨晩はウチのシネマ鑑賞デーだったので、日比谷スカラ座2に出かけ最終回を楽しんだ。出征兵士が抑留されていたシベリアから故国へ向かう話で、ソフィア・ローレンの名作「ひまわり」の男女を入れ替えたドイツ版のように思った。
何しろ、3年間も歩きに歩きつづけるストーリーなので、あと○千キロとかナレーションがしょっちゅうあった。(ロシア語だけど、そのぐらい聞き取れた) とすると、邦題の9000マイル…は何故マイルなんでしょうね? 米国では、As Far As My Feet Will Carry Me という別名だったようで、小さく 9000Miles とも出ていたので、どうも、そこから由来したようだ。

加州サンタ・ローザ 2004/01/21(水)

昨日のBSシネマ:ヒッチコック特集「疑惑の影」(1943年)は、"こういうのがサスペンスというのだ!!"とおもえる作品で大変楽しめた。
 舞台となったはサンタ・ローザは、サンフランシスコから50マイルほど北のワイナリー地帯にあり、ストーリーの中にも出できたように、米国のごく標準的な町として選ばれたらしい。ただ、同市サイトには、"Shadow of a Doubt"についてあまり触れられてはいなかった。
 日本のページで探すと、薩摩生まれで、13歳で英国に留学、その後、渡米しカリフォルニア州サンタ・ローザにワイナリーを開き、カリフォルニアワインのパイオニアの一人と称される長沢鼎について多く語られている。産経Webが詳しい。

蛇にピアス 2004/01/19(月)

見事芥川賞を受賞した金原ひとみの本が集英社から大々的に宣伝されていた。
本の表紙デザインを見ると、" Snakes and Earrings "となっている。なぜ、" Snakes and Pierces "じゃないのか?でした。英訳されたときの効果を想定してのことかしらね。
 「五木の子守唄」のふるさとである熊本県五木村では、30年もの間ダム建設の是非が問われ、苦渋の選択として受け入れを決めたそうだ。村のホームページには、唄の意味が説明されたいた。

Coast is Clear 2004/01/16(金)

朝日の土曜版にでていた洒落た慣用句。
ジャマはいない、やるなら今だ…という意味。日本と米国で、夫婦が完全に入れ替わったJokeを発見。
日本のページ:妻が電話に出る
A married couple was asleep when the phone rang at 2am. The blonde wife picked up the phone, listened and said, "How should I know, that's 200 miles from here," and hung up.
The husband said, "Who was that?"
The wife said, "Some woman wanting to know if the coast is clear."
米国のページ:夫が電話に出る
A husband and his wife were sound asleep when suddenly the phone rang.
The husband picked up the phone and said, "Hello? How the heck do I know? What do I look like, a weatherman?" He then slammed the phone down and settled into bed. "Who was that?" asked his wife.
"I don't know. It was some guy who wanted to know if the coast was clear."

PANGRAMS 2004/01/12(月)


PANGRAMS 
上記フォントは上の娘が教えてくれたダサ字です。

絶滅のおそれのある日本語 2004/01/07(水)

「懐かしい日本の言葉」宣伝会議に出ていた言葉は懐かしいものが多かった。「夜もすがら」「そこはかとなく」「たおやか」…などは文を書くときに使ってみたいもの。朝日新聞記事
 ↓はよく知らなかったかり、聞き違っていたもの。
「お天道様に申し訳ない」:オテントウサマ、と思っていた
「徒や疎かに」:漢字が読めませんでした あだやおろそかに
「お膝送り」:バス電車などは一人分に整形されているシートなので、ヒザオクリは難しい
「おためごかし」:御為倒し、だそうだ
「乳母(おんば)日傘」:最近は少子化で皆そうだ
「惻隠(そくいん)の情」:孟子曰、…惻隠之心、人皆有之、…
「磯のアワビの片思い」:アワビだってけっこうぴったりくっついているように思うけど…
「時分時」:ジブンドキ、って聞いたことがあるかな〜
「お目もじ頂く」:give up!
「金棒引き」:ちょっとしたことを大げさにふれまわること。また、その人。
「浩然の気を養う」:"大人の常識語"だって、すみませんね、これも孟子だった。
"学ある人の教養語" 正鵠を射る 時分の花 髀肉の嘆 臥薪嘗胆 千年の樹は千年待つ 一隅を照らす 泣いて馬謖を斬る:ほとんどペケでした

1月1日現在における申年生まれの推計人口 2004/01/02(金)

今年は私のえとになるので総務省のトピックスを見ていたら…
○十二支別人口では、申年生まれは993万人の10番目⇒けっこうマイナーなんだ
○出生別 申(さる)年生まれの男女別人口⇒60歳未満は男が多いいが、60歳以上になると女性が優位になる。

謹賀新年 欲速則不達 2004/01/01(木)

 八ヶ岳のホテルで望んだ初日の出は、雲ひとつない日本晴れのなかだった。
頂いた賀状にあった格言「欲速則不達」;今年のテーマにしようかな (^o^)
出処≪論語・子路≫。孔子の弟子・子夏は夏国で官職に就いた。ある日、孔子に教えを請うために帰ってきた。孔子は彼にこう話した。"無欲速,無見小利,欲速則不達;見小利,則大事不成。"即ち、物事を急ぎ過ぎるばかり、目の前の小利に求め過ぎると反って目的を達しない。小利ばかり求めると大きな物事に成し遂げない。せいては事を仕損じる;物事を急ぎ過ぎると、反って失敗すると言う教え。

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