"ミステリーとクルマ"について
- 交通タイムス社『CARトップ Special Vol.5』2008.11 への取材協力
- 同誌「ミステリー小説を彩る相棒たち〜名車が活躍するミステリー30評」に取り上げていただきました。
文:安部夏生
写真:木村博道
イラスト:村木敏美
掲載ページ:124-129 pdfファイルはこちら
- 『フットノート・パレード』話の特集、1985
- 日本におけるミステリーマニアの代表格の馬場敬一さんが書かれたフットノートのなかに"ミステリーとクルマ"という章があり、最もたっぷりクルマが登場するのはJ・D・マクドナルド『レモン色の戦慄』と紹介されています。
- 『車はミステリの名脇役』早川書房、1992
- 著者のアルセ・ルパンこと有瀬 瑠範さんは、なんと私もおりました同じ会社で仕事もご一緒したことのある方で、89年に『怪盗ルパンの時代』(早川書房)を出版される程の"ルパン通"のこだわり派の先輩です.
この本の存在は最近知りましたが、ミステリマガジンに「車とミステリ」というタイトルで90年から1年半ほど連載されたものをまとめられたたもの.
R・B・パーカー、ネヴィル・スティードなど私の好みの作家のものもありますが、さすがミステリの本流小説がしっかりと収録されていることと、著者の車に対する深い造詣、愛着が余すところなく伝わってくることが魅力です.どんな車が登場するか、目次から紹介しましょう.(93/12)
『長いお別れ』の英国車
プィリップ・マーロウの後裔たち
女性探偵の愛車は中古の輸入車
'20-'30年代のNY,2大探偵の超弩級高級車
名車イスパノ・スイザを乗り回していたダンディ強盗
“スポーツカーの達人”フレデリック・フォーサイス
多彩な車使い、レン・デントン
男、女、そしてシトロエン
バカンスのオートルートを走る人間模様
ベントレーにこだわるジェームズ・ボンド
いまいちさえない?ニュー・ボンドとサーブ900
副次的効果絶大のコリンのロールス・ロイス
新旧ワーゲンのコンバーティブルを愛用する主人公カップル
意表をつく車の選択を楽しむ?ギャビン・ライアル
101号線作家ロス・マクのご贔屓はキャディラック
モーターシティ、デトロイトの意地
プレッピーを気取る大男スペンサーの愛車はMG
フォード嫌い、GM好き?のレイモンド・チャンドラー
知り合いやお気に入りホームページ
ミステリー関連・相互リンク
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"Citroen Plus One"
仙台のEijiさんのホーム。大好きなシトロエンとギャビン・ライアルに関する素敵なページ (listed 1998/05/31)
Raymond Chandler
Hitoshi BidaiさんのWelcome to Bar-Chandler ... とてもしゃれたホームページ!(listed 2000/04/07)
- 当ウェブサイト制作者:伊藤毅
1944年生まれで東京育ち。1967年に早稲田大学理工学部を卒業しトヨタ自動車(合併前のトヨタ自販)入社、マーケッティング関係のシステム開発、交通環境調査、商品広報、新規事業(エアロ事業)を担当し1993年12月退社。
1995年から早稲田大学の広報セクションで大学ホームページを立ち上げ、2001年からは理工学部 事務所の広報業務で学部ホームページのWebmasterも。
2004年6月から、あこがれのリタイアメント生活開始。
すまい 東京都中野区本町2・・中野坂上駅そば
かぞく ヨメさん+1男 2女〔3人とも社会人〕
Web関係 1997年9月にホームページ開設、2005年6月にブログ追加
作業マシン Dell Dimension 5150C,PentiumR D 820,メモリ1024MB,HDD 250GB,WindowsXP(2006/3-)
Logitec/Pen.4-Windows Me(2001/9-)
WWW回線 NTT光/Biglobe(2008/2-),KDDIメタル/DION(2005/10-),YahooBB(2002/2-)
そのほか My Book Review 97-2001 My Favorite Movie Stars
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